産後8年。片づけ本から学んだ「気持ちよく暮らす」ための心得
先日、子供が8歳になりました。一人で学校に行き、食べ終わったテーブルのお皿も片付けてくれるようになった。いや~、本当に大きくなりました。赤ちゃん時代とは雲泥の差ですね。
子育てがスタートした時、色々な悩みがありましたが、「家が片付かないこと」「家が汚いこと」はかなり大問題でした。
まず、情報収集から問題解決を行うタイプの私。片づけや家事の本はもう何十冊と読みましたよ。そのおかげか?子供が8年経った今、ようやく「片付けなきゃ!」という強迫観念から抜け出してきたようです。
基本的に本は買うけど、売る量も多い私。今家に残っている片づけ、家事本の中で今も大事にとってあるものについて自分なりに分析して、何に共感して、何が今も役立っているのかをnoteに書いてみたいと思いました。
ほぼ全著作揃えた みしぇるさんの著書
前置きが大分長くなりましたが、今回取り上げたい片づけ家事本は、ブログ「うらうらな日々。」を運営されているみしぇるさんの著書です。(2019年10月新ブログスタートのお知らせが最新記事になっていますが、これまでの記事がまとまっているので旧ブログをご紹介します。)
みしぇるさんが書かれた本は、ほぼ全て買いました。今後も手元に置いておきたい本として選択したのは上記4冊です。
正直に書くと、それぞれの本で同じ内容が書かれている部分もあります。もし、どれか1冊だけを選べというのなら「わたしの家事時間」が総合的に網羅されていておすすめ。でも、今私に一番ヒットしたのは「ラクする家事10の法則」でした。超簡単レシピ、うちも取り入れたいわ。
一番大切なのは、機嫌よくいること
「1日1つ手放すだけ。好きなモノとスッキリ暮らす」にある言葉です。
もしかしたら、どの本にも書いてあることかも? みしぇるさんのベースにあるのはこの考え方。一つ一つの家事テクニックがどうかということよりも、「機嫌よくいたいから〇〇する。」という基本姿勢が私自身にしっくり来ました。
無理して家事をやって、たとえ家がキレイになったとしても
子供にイライラをぶつけていたりしたら何の意味もない。
元々家事スキルの低い私だからこそ、自分の機嫌を保つための時短テクニックは本当に大事です。でも、ただのテクニックだけだど、なかなか取り入れにくい。みしぇるさんの書くテクニックは、ベースとして「機嫌よくいる」という視点で書かれているので、実践しやすいのです。
書くだけで暮らしは整う
「夢を引き寄せる 魔法の家事ノートのつくりかた」にある言葉です。
Webサイトを制作するというデジタル系の仕事をしていることもあり、タスク管理やスケジュール管理はずっとスマホやPCで行うことがほとんどでした。でも、子育てがスタートして仕事と家事のタスクが重なるようになったら、なんだかうまくいかなくなりました。
スケジュール帳に書く、ノートに書く、チェックリストふせんに書く。という「紙に書く」ことを始めて、毎日の暮らしや心が整ってきたと感じます。
紙に書き残すことで、記憶にもしっかり定着する。しかも頭のモヤモヤを紙に出して、すっきりさせることもできます。
現在、家事ノートはみしぇるさんの考えをベースに、仕事のスケジュールはバレットジャーナルをベースにタスク管理をしています。
毎日の予定を「書く」ことで、自分自身のやることが明確になり、優先順位もつけられる。気持ちも思考も整理される「書く」習慣を手に入れられたのは、みしぇるさんのおかげです。
なぜ、私はこんなに、みしぇるさんの本を買ってしまったのか、取っておきたいと思うのか
その他にも、実践している習慣を点検してみました。
・1日1捨て(の心)
・金曜日に花を飾る(曜日は決めず、時々)
・無印のチェックリストふせんで、買い物リストや1日のスケジュール作成
・水切りカゴを手放す
(水切りカゴを洗ってない→汚い部分を見てストレス というのがなくなり、本当にすっきりしました)
・歩いてスッキリする(歩禅)
書き出してみると、実践している習慣はあまり多くはありませんね。
では、なぜ私はこんなにみみしぇるさんの本を買ってしまったのか。魅力的に感じたのか。
それはたぶん
みしぇるさんの暮らしが、「私が理想とする暮らし」に近いから。
家事本、片づけ本を多数読んできて思うのは、自分が目標とする暮らしぶりを実践している方の本ほど、役立つし真似したいと思うのです。
山ほどあるか片づけ・家事本の中でどの本を選ぼう?と迷った時は、自分の理想、自分の好きが近い方の本を選ぶといいかもしれません。タイトルや帯だけでなく、中のページをパラパラとめくって写真のテイストで選ぶと直感で合う/合わないを見分けやすいと思います。
みしぇるさんの暮らしは、家はすっきりとしているけれど、お皿や雑貨などは「好き」なものを取り入れている。ミニマリストとはいえども、「好き」も大事にしているのです。そのあたりが私が目標とする感じに近いと感じます。
みしぇるさんの暮らしの知恵を取り入れていけば、もしかして著書の写真のように気持ちのよい風の通る暮らしができるんじゃないか?と錯覚してしまう。(ほんとにそうなるには、まだまだ長い道のりが必要だけれど…)
みしぇるさんの著書から学んだのは、毎日を過ごす”心得”のようなもの。久しぶりにみしぇるさんの著書を読み直したら、また一日一捨ての気分が盛り上がってきました。理想の暮らしはまだまだ遠いけど、気持ちよい暮らしは近づいてきたような気がしています。
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