日々が慌ただしいから、花と向き合いたい
日々が慌ただしくて、ついその存在を忘れて水を換え忘れたりすると、簡単にしおれてしまう。
花はとても繊細な生きものだ。
花の命は短い。けれど、美しく咲くその瞬間はしっかりと見ていたい。
慌ただしい日々の中で、なにかとゆっくりと向き合う時間はとても贅沢で、とても丁寧な暮らしとはほど遠い毎日でも、一瞬だけその気分を味わえる。
丁寧な暮らし。あまりにもハードルが高いもののように思える、そんな暮らしの一欠片でも小さな花があることで感じられるなら、それはとても素敵なことだと思う。
ゆっくりと向き合うのは、花じゃなくてもいい。コーヒーを豆から挽いて淹れる。お茶を手順に沿って温かい椀に淹れる。豆も茶葉もまた、生きている。新鮮で香り豊かな、その一瞬の味を、丁寧に楽しみたい。
効率とかコスパとか、そんなのは関係ない、ただゆっくりとした時の流れを味わうためのほんのすこしの時間がほしい。
新しい仕事場には、コーヒー好きがいて、彼の揃えた器具が一式並べられている。そういえば、前の職場で一緒だったころはそんな話しなかったのに。
お昼休みに、ゆっくりとコーヒーを淹れながら、そんなことをふと思った。
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(招待コード:AOH3)
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