見出し画像

摂食障がいの克服321【過去へのアドバイス】

 お仕事から帰宅しました。
 シャワーして、ノーターさんのご記事を読ませて頂いたりしていて、作り置きをレンチンした、そした食べ終えた。

 20代前半のころは昨日書かせて頂いたように仕事が第一でした。
 だからと言って悩みがなかったわけではないのです。私は精神的なものによる体の苦痛というか影響は多々あるほうだったし、人間関係でも周りの女の子の様にうまくはいかなかったから。

 人が生まれてきてから2年~3年が非常に重要とされているというように、その年代年代で学ぶべき課題がある。生まれてから2~3年では主に、『安心』『愛情』‥後は『言語』等人として生きていく術でしょうか。

 10歳ぐらいまではこの要素が大きいと思うし、また、『失敗してもいい』そんな大きな安心感かなとも思います。愛されている、無条件で。何をしたって居場所がある。帰る場所がある。

 それ以降はどうでしょう。親という大きな存在から離れて友人関連が重要になるころでもある。私は小学生のころからおぼろげに『なんで私って何にも知らないんだろう』と思っていました。お小遣いなし、漫画禁止、テレビの禁止も多く、友人の会話についていけない。10代のころも”今更知らない”と言えないこともどんどん増えたような気がします。話題や経験に乏しいというか。校区外、お泊り、なんでも禁止で育っているので、何をどうしていいか、色々分からない。

 とはいえ、大人になってしまったわけでそれ相応大人のふりをするわけです。

 色々必死に世間のスタンダードぐらいになろうとしますが、難しかったです。劣等感が圧倒的に勝っていたのと、後はからだがどうにもこうにも、子どもの時の様にうまくいかなくなった。

 けれど、常識内で暮らしてきた。大学に進み(なるべく費用は高くない大学を選んだつもり。また、受験は11月ぐらいに2校受けて2校とも受かって終わりにした。年末から春にかけてはバイトして資金を貯めた)、就職し(4社受けて2社受かった)、必死に、普通の20代になろうともがいたという感じです。

 仕事的には大丈夫なのに、同僚や先輩、上司との仕事外の付き合いが出てくるにつけ、自分って何にも知らないし、常識もないという気持ちに圧倒された。そんな中で仕事だけは本当に楽しかった。自分が努力すればするほどに任される仕事も増え、周りの上司が仕事では認めてくれていると思えた。

 実は周りの上司は、ちょっと根暗なところがあると見抜いてちょくちょくお食事に誘ってお話聞いてくれたりもしたのだけれど。もっともっとフランクにその頃になれていたなら違ったかも。

 その後私はそれこそ運命的な出会いにより、・・
 現在の息子がいるという幸せな状況にまで至るのですが。

 それこそ。”Life is beautiful"だった思い出がたくさんある。

 苦しかったはずの人生にも何にも悩んでいなかった素敵な時間があった。

 様々なことがその後もあり、今の私に繋がっていて、もう苦しいだけの日々も乗り越えたのか乗り越えてないのか、並行して今もなんとか、今日も仕事を終えたわけです。

 もしも、過去に戻れるならば、

 *自分の体はもう悲鳴をあげている、不調である=普通から離れてもいいと思うこと
 *そういう不調を一番好きな人には包み隠さず伝えること
 *大切な何かを守るためには犠牲にしてもいいことだってあるということ
 *今大事な何かのためにはそれまでの概念を曲げたっていいと思うということ

 等を今思います。

 もう、1日1日私も死に近づいていると思っています。どう考えても、20代や30代は戻りません。戻ったとしても同じ道を選ぶかもしれないけれど。
 死は避けられないものなので、より近いところに昨日よりもいる。ホッとする反面、死ぬ瞬間何を思うんだろうってよく考えます。それがいいことだといいな。(車に自転車ごと跳ねられた際に思ったことは、息子のことだけだった。そういう風に大切な存在のことだけ思って死んでいけるならいいなと思います)

 よく息子が言います。
 『ちょっと違う道を選んでいたら、俺おらんかったよな』と。
 運命だった。お母さんとお父さんの。そう息子なりに考えていて、こういうのもやっぱり話せるということはいいと私は思います。例えば両親や親戚、もっと昔の祖父母時代までどうやって出会ったかルートやまた、トラブルがあったことなども全部知っているので(変なところに興味があり詳しい)。

 私は今も昔も根暗で、ちょっと仕事に関して昨日書いたことがあれど、現時点でどう生きるのか、どう、この辛い気持ちから離れるのか。今、どうしても生きなければいけないのであれば、今ラッキーを数えて生きるしかない。

 それが、息子の健康や元気だと思うし、ノートだと思うし、このところ関わってくださる方たちの優しさだと思うんです。もうとっくに不幸だったとうか、いつもいつも悪いことばかり起きる瞬間を思えば、今いる世界は優しいと。

 仕事はきついし、HSPだとより大変です。顧客は友好的ですが、もしも雇用側に満足してもらえない出来だとしたら。昨夜もクビになる夢を見た。

 過去や大過去(英文法)を振り返ると辛いしかないけれど、現状恵まれてることもあると、そう思っています。

 昨日はゆずだけじゃなくて1990年代の名曲をひたすらあの後聴いていたら、泣けた。


いいなと思ったら応援しよう!