「感情ノート」を持ち歩くようになった
2022年になって新しくこんなことを初めた。
持ち運ぶのは、この3つ。
①A6ノート
私は「ニトムズ」のA6サイズのノートを購入。
このノートは1年分書き込めるページ数があるのに、
厚みがそれほどなく、持ち運びするのに完璧!
と、一目惚れした。
カラー展開もあるけど、
私はシックなブラックを選んだ。
方眼は書き込みやすくて好き。
私は使ってないけど、
ページ上部に日付を書き込める箇所があって
それもおしゃれ。
②ペン
「uni ball one」のグリーンブラックを選んだ。
真っ黒でもよかったけど、
このグリーンは限りなく黒に近くて、
でも柔らかさもあって、
すごく気に入ったのでこの色にした。
デザインもシンプルだし、書きやすい。
③パスケース
「nahe」のA6サイズのパスケース。
ノートと同じブラックを選んだ。
ニトムズのノートはブックバンドがない。
(ノートが開かないように閉じるゴム的なの)
別売りのものを買おうか迷ったけど、
かばんの中でページが折れたり
(私は本でよくこれをやる…)
汚れたらいやだなぁと思って、
A6サイズのパスケースを購入した。
ペンとノートがぴったり、
気持ち良いくらいに入る。
内側にポケット2つ、
背面にもポケットが1つある。
使い方が合っているのか謎だけど、
背面ポケットに下敷き的に使えそうな
プラスチックのシートが入っていたので、
そのまま入れて、たまに使ってる。
内側ポケットには
シールとか入れても良さそう。
私はその時の感情を
さっと書きなぐるためのノートにしたので、
デコレーションする予定がないから
今はポケットには何も入れていない。
◇
実際に書いていること
1)日記+感情
「なんか頭の中の記憶だけで終わらせなくないな」
と思ったときその出来事を思いつくままに書く。
綺麗に書こうとしない。
起承転結も気にしない。
ただ、起きた出来事を
日記のように書く。
で、そのとき自分が
どんなことを感じたかも書く。
上手くまとめなくて良い。
「嬉しかった」
「悲しかった」
「何で?と思った」
子どものような純粋な、
ありのままの感情を書く。
そうすると、
・どんなことがあって
・そのとき自分がどう感じたか
を視覚的に、客観的に見ることができる。
そうすると、不思議と、
本当は心のなかで「こう思ってたんだ」と
自分の新しい感情を発見したりする。
頭の中で考えていると、
永遠に同じことをループするけど、
ノートに書き出すと
自分の本音を見つけることができる気がする。
さらに「じゃあ、自分はどうしたらいいか」
という、次の行動へのヒントも見つけられる。
2)とにかく感情を書きなぐる
「なんかモヤモヤする」
漠然と、そう思うことってないですか?
私は今まで、ただ悶々と、
その感情を心のなかで沈めてきた。
でもこのノートを持ち運ぶようになって、
思いつくままの感情を
とりあえずアウトプットするようになった。
例えばこの日は、ある出来事に関して
いろんな感情が動きすぎて、
「ポジティブな感情」と
「ネガティブな感情」を
それぞれ書き出してみたページ。
自分が思っていたより、
ポジティブな感情が
多いことに気づいて驚いた。
「なんだ、そこまで悩まなくても、
今のこの状況を楽しく過ごすのも良いかも」
そうやって前向きな気持ちになれた。
3)やりたいことリスト
ふと「今度の休日はこれをしたい」と
思いついたときに書いたメモ。
これは、忘れないためと、
一度ペンを使ってアウトプットすると
無意識に意識できるようになって、
自然と休みの日にこれができてたりする。
◇
「これを書こう!」と決めて
初めたものでは一切ない。
だから、上の例も一例に過ぎなくて、
これから変化もするし、
増えていったりもすると思う。
ただ、すべてのことに共通するのは
「頭や心に浮かんだことを、
一度外(ノート)へアウトプットする」
ということ。
これって、本当に良い。
心なしか、
悩むことが全く無くなったわけではないけど、
モヤモヤして仕事が手につかなくなったり、
夜寝る前に考え込んじゃう
みたいなことが無くなった。
心の中がスッキリ掃除されている感覚。
◇
読み返して、さらに気づきがある
私はたまに、今までのページを読み返している。
数日前の出来事なのに、
「何でこんなに思いつめていたんだろう」
と、自分にクスッと笑えるときもある。
先日読んだ本で、
とても印象的な言葉があった。
その時は苦しいほど悩んでいたことも、
ふと気づけば、解決していたり、
気にしない自分になっていたり、
過去の私より成長できている今の私がいたりする。
当時はいっぱいいっぱい、
苦しんでもがいていた自分の感情が
愛おしくも感じる。
こうしてノートにアウトプットすることは、
自分の変化や成長を見逃さず、
私が、私を、しっかり見守ってあげることができる。
これも、この感情ノートを持ち歩く
素晴らしさだと、私は思った。
◇