のいそん

好きなものを好きなときに、好きなだけ。

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最近の記事

本を買う場所、選択していますか

気になる本ができたとき、今なら手軽にどこからでも購入できますよね。 紙媒体で出版されている場合、『どこから買うか?』が実は重要だとご存じですか。 本当に推したいなら、本屋で買う。 「知ってるし」と言われそうですが、思ったよりも重要です。本屋で購入する人が増えれば、自然と増刷にもつながるからです。 「出たばかりなのに、すでにネットで購入できない」という場合、版元が「人気なし」と判断して増刷されなかったケースもあります。 もったいないですね。 もうひとつ大切なことは「本屋に

    • 目くじらのくじらを追う

      「『目くじらを立てる』の『目くじら』って、なんで目『くじら』なの?」 ふと聞かれたのですが「そういえば気にしたこともなかったな」と宙を見ました。視線は左斜め45度です。何にも思い出せません。 「目くじり」という言葉が訛って「目くじら」になった。 インターネットは便利ですね。調べたらあっさり見つかってしまいました。 生物のクジラは関係なく、「くじり」という物の隅や端を表す言葉(「口尻」説あり。目口尻)が変化したものだそうです。 「眦(まなじり)」と聞けば「アーハン、聞いた

      • はな と みつばち

        1歳児につくった即興絵本(?)笑 「ぶんぶんぶん」の音が楽しかったみたいです。 ______________________________________________ おはなが いーっぱい  ゆら ゆら ゆら ミツバチくん ぶん ぶん ぶん おはなは きれいね かわいいね みんな にこにこ いいえがお ミツバチくん  おしりの はりが こわいよ あぶないよ ぶん ぶん ぶん ミツバチくんは いいました 「ぼく きらわれてるの」 おはなさんも いいました 「わた

        • 異世界(転生もの)

          新作書き始めましたー。 一度やってみたかった、異世界転生ものです。(ただし記憶はあいまい) 1話のみアップ。 完成したら某所に移します。 ____________ 01  ノルは井戸汲みを頼まれた。  早朝のことである。  まだ七歳のあどけない少女に鶴瓶はずいぶん重かったが、妹はまだ四歳だ。父親は仕事だし、母親は家事で手が離せない。  ノルがやるしかない。  井戸から水を汲み上げているとき、ふと、思った。  ――まるで江戸時代みたい。  エドジダイ、知らない言葉だ

          夜を編むお姫さま

          甥っ子に送ったところ「ふーん」と言われて、悲しかったので供養アップします。 ________________  昔々の、そのまた昔、夜は毛糸でできていました。  毛糸のすきまから光がさして、まぶしくてねむれません。  みんなが困っていると、お姫さまが、夜を編んでくれました。じゅうたんのように大きくなった夜のおかげで、やっと、ねむることができました。  夜は、星のカケラをちりばめた黒く美しい毛糸と、銀色にかがやく棒針で編みます。  編むと、お空が暗くなり、夜になりました。

          夜を編むお姫さま

          推薦図書。というか…

          文章を書くとき、傍らに置いているのが『用字用語辞典』 個人的に手放せません(笑) 手元にあるのは、講談社のものですがいろんな出版社のものがあります。 文章は趣味でずーーーっと書いてたんですけど、この辞書を知る前と後とで、かなり変わったよなぁと思うので。 知ってるのが常識なのかな? 知りませんけど。 まぁ、よければ。

          推薦図書。というか…

          カタコリのくに

          数年前、甥っ子に書いた児童書(のつもり笑)をサルベージ。 ――――――――  まん丸な顔の、まん丸なボディをした少年が、船に乗っていました。  ごわごわのブーツとズボン、「ヤ」の文字が入ったマントをなびかせて、甲板に立っています。  名前をヤパリといいました。 「やっぱり、次はカタコリの国にしようかな。」  ヤパリは、旅人です。  次に行く国を決めているのですが、『カタコリの国』とは、国の人はもちろん、旅人でさえ、その国にいる人はみんなカタコリになってしまう、というウワサ

          カタコリのくに

          scent

          殴り書き短編、王道な恋愛ものです。 ――――――――――――――  足立燈佳(とうか)は、鼻が良かった。  父はことあるごとに「足立家は忍者の末裔」と言うが、そんなもの、全国に足立さんが何人いるんだという話だ。  それよりも、鼻である。  十五歳の燈佳は高校に通っているが、集団生活において鼻の良さは致命的なことがある。  たとえば、体育の授業のあと。  男子生徒特有の、あの汗臭さといったら鼻が曲がりそうで泣きたくなる。実際、我慢できずに消臭スプレーを振ったら「酷すぎる」と

          マヌケのおはな

           ひとにはみえない おはなに かこまれたばしょに ようせいのくにが ありました。  みんな すてきな おはなで ふくをかざって おしゃれを しています。  なかでも ようせいの おひめさまは たいそう うつくしく、きているドレスは いろとりどりの おはなで かざられていました。  すべての おんなのこの あこがれの まとです。  はんたいに みんなから きらわれている おとこのこが いました。  かれた ごわごわの くさであんだ みっともないふくに いちりんだけ おはなをさし

          マヌケのおはな

          はじめてのインターネット

          2000年に、友人の勧めではじめてパソコンを買って、わずか二週間でホームページを立ち上げ。 わからない中調べて、メモ帳でタグを書いてffftpでアップして(笑) 当時、メールかBBSしかなくて、自分が書いた内容が全部表示されるし消せないから、失礼があってはダメだと思ってネットマナーを必死に調べたなぁ。 ネットといっても、結局人の繋がりなんやなって気づくまで時間かかったけど。 そのあと『お絵かきBBS』ができて、はじめて触ったときはめちゃくちゃ感動したー。 なにこれ、

          はじめてのインターネット