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セルフブランディングって大事よね

私はバランス型の女だ。バランス型がどういうことかというと、いわゆる「ちょうどいい女」をイメージしてもらえばそれに近しいと思う。真面目すぎず不真面目すぎない、知的すぎずアホすぎない、女女しすぎず男っぽくもない、上品すぎず下品でもない、万人が認める美女ではないし目に入ると不快というほど見てくれが悪いわけでもない。全体的にバランスが取れていると自負しているし、周りからもそう評されることが往々にしてある。別に胸を張って威張れるようなことでもない。
バランスが取れているのは良いのだが、逆に言うと、これといった特徴がないのである。

そんな私にとって、人から覚えてもらいにくいことが昔からの悩みだ。
たとえば高校生時代、サッカー部のマネージャーをやっていた頃。同期のマネージャーは私を含め3人いて、ひとりは赤縁メガネをかけているうえ常に首から某幼児向けアニメキャラクターのポーチをぶら下げていたためとにかく見た目の印象が強く「赤い眼鏡をかけている子」や「⚪︎⚪︎マンの子」などと表されることがあり(圧倒的に後者が多かった)、もうひとりは背が高くスラっとしていたので「背の高い子」と表されることが多かった。私はというと、それ以外のもうひとり、だったと思う(実際そんなようなことを誰かに言われた気がする)。
特徴がないことに加え、飽き性なものだから髪型や服装の系統もよく変わる。特に髪型の変化は激しい。ただでさえ顔面の印象も強くないものだから、尚更覚えてもらいにくい。
長年突き詰めている趣味などもない。幅広く興味関心が湧いてしまうので、自分の中のトレンドの移り変わりも激しいのだ。「⚪︎⚪︎と言ったら⚫︎⚫︎さんだよね」みたいな、そういう関連付けがされにくいと感じている。

でも、別にまあそれでいいや。と今までは思っていたのだけれど、最近はそうでもなくなってきた。大人になると、人間関係はどんどん希薄になっていく。私は多くの人と関わりたい。ではどうやって多くの人と関わりを持とうかと考える。
既存の人間関係の中から声をかける。新たな人脈を作る。これまで関わってきた人たちに私の存在を思い出してもらう。
この3つめの事柄において、圧倒的に私は印象が弱いと気づく。仮に私が無類のスイーツ好きで全国各地の美味しいスイーツ情報に目がなく周囲もそれを知っていたとしたら、「あの有名ホテルのアフタヌーンティーに行きたいな、そうだannを誘おう」とか、そういう連想をしてもらえるんじゃなかろうかという期待を今、抱いている。

ということで、セルフブランディングを強化するにあたってのTODOを検討した。
※セルフブランディングについて特に学んだことはないし完全自己流!

1. 周囲からどういう人だと思われたいかを考える
2. ビジュアルの系統を統一する
3. noteの投稿に一貫性を持たせる
4. 発信用にInstagramを活用する

1. 周囲からどういう人だと思われたいかを考える

私はよく「自分は周りからどう見られているのだろう」などと考えてしまうのだが、実際のところを知る術もないのだし、それよりも自分がどうありたいかを大事にしたほうが良いのであろう。
私の場合は「品がある」「お洒落」「親しみやすい」「お酒が好き」「センスの良い人」……などと思ってもらえたら万々歳だ。ここはできるだけ具体的にイメージしておけると良さそうである。

2. ビジュアルの系統を統一する

先日受けた顔タイプ診断の結果はソフトエレガント(曲線寄り)だった。もともとがソフトで上品な印象を与えやすい顔立ちとのことなので、幸い1で示した「品がある」という方向性との乖離がなくてよかった。ソフトエレガントが得意とする系統に寄せていけば良いのだし、なんなら診断を受ける前からそのような系統のファッションは好き好んでしている。
髪型についてはここ最近は飽きよりも自分にしっくりこないという意味合いでコロコロ変わっていたが、こちらも自分に似合う系統がわかったのでそれをキープしようと思う。

3. noteの投稿に一貫性を持たせる

2024年に投稿した自分の各記事を見返す限り、読者の皆さまには各記事のヘッダー画像やクリエイターページのヘッダー、アイコン、文体からかなり柔らかい感じの印象を与えていたのではないかと予想している。
もちろんそういう雰囲気も好きだからそういう写真等を選んでいたのだが、実際の私はそこまで柔らかい感じの人間ではないと思う。ここに関しては実態との乖離を極力抑えたく、今年に入ってから各画像を一新している。ちなみに私は色鮮やかなものが好きなのだ。加えて、「人と同じ」は嫌なのだ。だから自分で画像を編集し、ヘッダー等を作成している。
本当は文体も揃えた方が良いのだろうが、これは難しいかもしれない。なんとなく、自分の中での基準がある。書きながら自分の思考を整理しているような記事は常体で、「聞いて、こんなことがあったよ」なときは敬体で書きたいとかそういうのが。書く時の気分にもよる。
投稿のテーマも今のところはこのままで良いと思っている。特定ジャンルは設けず、アラサーの女性が考えているあれこれを自由気ままに発信する。同年代の女性に読んでもらえたら嬉しいので。

4. 発信用にInstagramを活用する

今はアカウントがあるだけでほぼ見てもいないが、発信用に活用するのは良い気がしてきた。アカウントには鍵をかけているが、今後投稿をするにしても鍵をかけるような内容でもないためオープンにして、既存の知り合い以外にも見てもらえるような状態にしておく。そこから人間関係が広がるかはわからないけれど、間口は広めにしておくに越したことはないだろう。
インスタこそ投稿内容はある程度統一するのが良さそうだ。私の場合は美味しいお酒とご飯の写真とか、お洒落なお菓子とか、そういうのが良いかもしれない。「なんかあの人やたらお洒落なお店とか知ってるよね」なんて認識してもらえたら、第一段階としては結構いいんじゃない?

🥀

これらをやってみて、半年あるいは1年経ったとき自分を取り巻く環境にどういう変化があるかを見てみたい。何か変わっていれば面白いし、変わらなかったらまた何か違う方法を試してみようと思う。
そうしたら少しずつ自分のなりたい自分に近づいていけるのかもと、私は今とてもわくわくしている。

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