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「アメンボ」姿を消した昭和の忍者昆虫
「僕の昭和スケッチ」画242枚目
![](https://assets.st-note.com/img/1719729135789-9OSfUBxGgB.jpg?width=1200)
梅雨ですね〜。
子供の頃、この時期になると特によく見かけたのがアメンボ!
雨上がりにあちこちに水溜りができていて、そこに必ずいた水生昆虫。
池や田んぼでもよく見かけたものです。
まるで忍者のように水の上をスイスイと動き回っていましたね。
しかし、最近ではあまり見かけなくなりました。
調べてみると、カメムシ目だそうです。
「えっつ、君ってカメムシだったの?」
って感じ(笑)
水に浮く仕組み
脚の先端部から分泌される油+水の表面張力で浮いていられる。
いなくなった理由は、生活周辺の水が汚れ→水の表面張力が弱くなる→浮いていられない、、、という事のよう。
体外消化
意外に獰猛な昆虫で、水回りで死んだ小動物や昆虫などを素早く襲い、針のように尖った口先から消化液を注ぎ込み、溶けて液状になった体組織を吸汁する。体外消化といい、これは蜘蛛などと同じ。
スイスイと優雅に泳いでいた姿とは裏腹に、あな恐ろしき忍者昆虫なり(笑)
*ちなみに、勘違いしやすいのですが、アメンボは「雨んぼ」ではありません。カメムシと同じで体に臭腺を持っており「飴」の匂いがするから「飴んぼ」です。
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