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「マンハッタンで見つけたバナナカステラ」昭和の駄菓子は海をこえて!

 「僕の昭和スケッチ」イラストエッセイ139枚目

<「バナナカステラ」© 2022 もりおゆう 水彩/ガッシュ>

この記事のヘッダーにもココアシガレットなどと一緒に描かれているバナナカステラ!

ある日、僕はクラスメイトと駄菓子屋さんに行き、このバナナカステラに出会った。

この見たことのない駄菓子は食べるとバナナの香りがほんのりとして、中の白餡と相性もピッタリだった。このそれまでに無い新しい味に驚いた僕らは、すっかりこのバナナカステラにハマってしまい二日三日と駄菓子屋さんに通ってこれを買い求めた。何しろ安かった。確か、当時1本5円(昭和30年代半ば頃)。バナナが、まだまだ高価だった時代だ。

「うっめえな〜、これ!」
皆んな、そう言った。

さて、このバナカスを昨年ニューヨークはマンハッタンで売っているのを見つけた人がいる。ニューヨーク在住の noter、NYのりこ さんだ。

日本の昭和の駄菓子が、海を越えてニューヨークで売られているなんて!

記事によれば、NYでは1本79セント(約87円)とのこと。現在日本ではスーパーなどで3本入りで大体100円強。さすがNY値段、お高い!

でも、NYで売られていること自体が僕は嬉しい。
ニューヨーカーはバナナカステラをどう思うのだろう?

皆さん、ぜひ New Yorkで「おかしなバナナ」をご訪問あれ!

ちなみに、「僕の昭和スケッチ」を記事中でご紹介頂いているにも関わらず、僕はつい最近までこの記事に気づかず大変失礼致しました。

*バナナカステラの本家は岡山の福岡製菓所/大正6年と言われている.
ただし、その当時は手作りの高級お菓子. 昭和30年代に入って機械製造へと移行し、大量生産が可能になり子供たちにも帰るお菓子になった(Wikipediaより抜粋).
現在でも色々なメーカーからレトロ製菓として販売されている.
元祖バナナカステラ/おかしなバナナ/モンキーバナナカステラ等々…

<©2022もりおゆう この絵と文は著作権によって守られています>
(©2022 Yu Morio This picture and text are protected by copyright.)


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