見出し画像

豚バラ肉の赤ワイン煮😄♪♪

 「僕の料理note」22品目

23豚肉の赤ワイン煮

<イラストレシピ/もりおゆう©  水彩/ガッシュ>

今日の一品は、「豚バラ肉の赤ワイン煮」

😋煮込む時間は長いのですが、時々お水を足すだけですのでとても簡単です。 鍋に材料を入れて煮るだけで、びっくりするような本格料理に!

バラ肉の固まりは、凧糸で巻いたりフライパンで焼き目を付けたりする必要はありません、大振りにカットしてそのまま煮立ったスープに入れて下さい。1人当たり200〜250g見当です。それ位はペロッと軽く食べられてしまいますよ。見た目より全くしつこくなくて、箸を入れるとホロリと崩れるくらいに柔らかく仕上がります。

*point1
お肉は必ずかなり大きめにカットして下さい。
材料を入れて80分から90分蒸し煮にするだけですが、最初に灰汁をしっかり取って下さい。

*point2
途中で水がどんどん減って来ますから、焦がさないように気をつけて下さい。水の量は4カップとイラストにありますが鍋の大きさもありますから単なる目安とお考え下さい。ようするに…
1.お肉や野菜がしっかりスープに沈んでいる状態から始めて、お肉が半分くらいスープに浸かっている状態までスープを詰めて行き(中火弱)…
2.落としぶたを外して、弱火にし、その状態のままで蓋をして蒸し煮にします(出来ればこの状態で何度かスプーンでスープをすくってお肉に回しかけてやって下さい。これは回数をやればやる程美味しくなります)。蒸し煮の仕方は「夏を乗り切る蒸し煮豚」でも紹介していますから参考にしてみて下さい。最初の状態は、薄〜いスープです。勘違いしてここで調味料を余分に足して味を濃くしてはいけません。煮詰めていってスープを完成させるのです。
3.最後にどれ位スープを詰めるかはお好みですが、カレーのようにドロッとさせては行き過ぎとお考え下さい。その手前で火を止めましょう。

*point3
火を止める直前にバターを入れて味を見ます。薄ければお塩をひとつまみふりますが、塩味が強くならないように慎重にして下さい。塩辛くする料理ではありません。
皿にターメリックライスと共に乗せてから、最後に生クリームをお肉に綺麗にかけて完成です。

*point4
使う赤ワインは720mlで400〜500円程度のもので構いませんが、余りに安いワインを使うと美味しくありません(ワインの味がダイレクトに料理に関係します)。長時間煮るのが無駄にならないように気をつけて下さい。ちなみに、僕が料理によく使うのは「王様の涙」です。
赤ワインは1カップとイラストにありますが、かなり多めに入れて頂いても全く差し支えありません。

23豚肉の赤ワイン煮2

*point5
バターを入れなかったり、生クリームを省いてしまってはいけません。
これらは、「出来れば入れて下さい」と言うものではなく、マストとお考え下さい。生クリームはお手頃な植物性のものでok。

*point6
ターメリックライスとの相性が抜群の一品です。
ぜひ、ターメリックライスを添えてお試し下さい。


😋本当に簡単に出来る本格レシピです、どうぞぜひお試し下さいね。
ビールに良く合いますよ。ワインならもちろん赤で。

*プロのキッチン/灰汁を取るコツ---最初に強火でワーッと煮立てると灰汁が自然に中央部に大量に集まって来ます。そこをザクッとすくって下さい。そうすれば一度かせいぜい二度で灰汁は取れます。(京料理以外の場合)


<このレシピの記事とレシピイラストは著作物であり、著作権法で守られています.記事とレシピイラストを許可無く複製/公開する事等はできません>

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?