「僕の昭和スケッチ」253枚目
金華山を見上げる岐阜の街は僕の生まれ故郷だ。
その金華山の頂きには織田信長の居城「岐阜城」があり、麓には城下町が広がっている。
岐阜城は、元は稲葉山城といい本格的に整備されたのはマムシの道三こと斎藤道三の時代。その後、信長が山頂にある城や麓にある町などを整備し「岐阜」と改名したことにより「岐阜城」と呼ばれることになった*。
今日は、この一枚の絵を見ていただければ、僕はそれで十分。
東京から名古屋に新幹線に乗り、名古屋からは東海道線で岐阜に向かう。
岐阜の街が近づいてくると、車窓に遠く金華山と岐阜城が見える。
僕は、その次第に近づいてくる岐阜城を見るのが好きだ。
ふる里の城とは有難いものだ。
僕もそんな事を思う歳になった。