新語「マルハラ」ってなんだ!それは本当か?
「ナメ君の英語日記」149枚目
「マルハラ」という新語
LINEで上司などからくるメールの文末に「。」が付いているとハラスメントだと感じる若者がおり、昨今彼らはそれを上司からの「マルハラ」と言うらしい。何故、これををハラスメントと言い立てるのだろう?
昨今、何でもかんでもハラスメントだ(笑)
<例>
「了解しました。」
これを
「了解しました」として欲しいとのことのようだ。
笑うべし。
年長者からの反論
年長者からは、こんな意見もある。
「そもそも句読点の付け方をきちんと知らない若者が多いのではないか。そのため、正しい文章を読むとコンプレックスを感じているのが遠因。そのコンプレックスを、ハラスメントという言葉を使って相手に対する攻撃に転化・発散しようとしている訳で、これは身勝手も甚だしい」
う〜〜〜〜む、、、判らなくはないが、これでは世代対世代の喧嘩になってしまう(笑)
僕はこう思う
そもそもの話、調べてみると、、、
「そんなハラスメントを感じたことはない。感じない。僕らがそんなことを思っていると考えないで欲しい」
という若者からの反論もかなり多い。
「マルハラ」と感じる若者など何処にもいない、とまでは言わないが、そもそもそれが多数だという根拠はどこにもない。
全国10〜60代男女1000名を対象に「LINEやチャットでの文末の句点」についての印象調査(Sirabee*による)では、「。」を「マルハラ」と感じる人は10%以下。文章の最後に句点を打つのは「ごく普通の事、或いはむしろ誠実だ」が90%と結果が出ている。
要するに、「マルハラ」というのは騒ぎ立てるような事でも、今の若者の平均的姿でも何でもないのだ。
では、何故こんなニュースが一人歩きしてしまうのだろう?
面白いニュースネタがない時にちょっと変わった小ネタで視聴率を稼いでおこう、という浅ましいマスコミの姿が見え隠れしている(笑)
針小棒大*というやつで、一歩間違えばフェイクニュースにもなりかねないようなスレスレのことを報道機関が臆面もなく流している。
さらに驚きなのは、若者に嫌われないように「。」を付けないでラインを送ろうとか、若者に嫌われないLINEの文章を考えよう、などと言う識者・コメンテーター殿もいらっしゃる事。
正に笑止千万。
「そんなことを言っているから、あなた、若い子に馬鹿にされるのよ」
と言いたい(笑)
勿論きちんとした姿勢で報道にあたっているニュース番組もある。
むしろそう言った報道関係者が、こういった針小棒大な報道で若者やハラスメントという言葉を悪イジリする悪しきニュース番組を正して欲しいものだ。
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