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美濃近郷夜話

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ロシア文学の古典「ディカーニカ近郷夜話(ゴーゴリ作)」や国文学者柳田 國男による「遠野物語」に想いを馳せて、この美濃近郷夜話を纏めてみたく思っています。マラソン選手を歩道で追いか…
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記事一覧

「神社に棲む狐」妖の夏

「僕の昭和スケッチ」245枚目 噂 K神社は岐阜市の中心部にある。 中には大きな社殿があり、…

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「用水人(じん)の出た夏」昭和からの絵手紙

僕の昭和スケッチ番外短編集7 これは、「僕の昭和スケッチ」を始める以前に僕が描いた「昭和…

「妖怪のいた夏」昭和夜話

「僕の昭和スケッチ」イラストエッセイ146枚目 誰しも経験する事かと思うが、夜道を歩いてい…

「土間お化けのいた夏」 お盆の思い出

 「僕の昭和スケッチ」89枚目 <「土間お化けのいた夏」© 2021 もりおゆう 原画/水彩 サ…

「暗い場所」昭和の町の下

 「僕の昭和スケッチ」イラストエッセイ133枚目 昔、岐阜市内は柳ヶ瀬の街のすぐ脇に小さな…

夏の終わりの怪談「忍び寄る影」

  「僕の昭和スケッチ」18枚目 先に「神社に棲む狐/妖の夏」をお読みください。 その神社…

昭和隠れ夜話「ついとべしょ」

 「僕の昭和スケッチ」69枚目 <画/© 2021 もりおゆう 原画/水彩 サイズF5> これは昭和三十年代に、祖母が布団の中で僕に話してくれた美濃地方に伝わる古い民話です。 「ついとべしょ」(要約) 或る闇夜の事… 赤鬼が追ってくるので女童(めのわらわ)は逃げねばと夜道を駆けて行く。だが、目の前に大きな川があらわれ女童の行く手を阻む。川を飛び越して行かねば鬼に喰われてしまうのだが、川幅は広くとうてい女童に飛び越せるような幅ではない。 鬼はいよいよすぐ後ろに迫り来る

死人の出た家に舞う鴉/遠い日の迷信

 イラストエッセイ「僕の昭和スケッチ」75枚目 <「鴉の舞う家」 画/もりおゆう©  原画/…