
気血と経絡から紐解くーーインフルエンザへのアプローチ
新年早々インフルエンザA型に罹患
こんにちは!「My Relief」(マイリリーフ)事務局です。
情けない話ではありますが、新年早々にインフルエンザA型に罹患しました…体温は40℃超まで上昇。成人になって以降、見たことがない”大台突破”の数字に驚かされ、さらに年明けは営業していない病院も多く、治療が後手後手になったのも辛かったです。
昨今は日本全国で大流行のインフルエンザ。今回をいい機会ととらえ、インフルエンザと東洋医学、気血や経絡との結びつきについて考え、調べてみました。
生命エネルギーの循環メカニズム
東洋医学における「気」と「血」は、単なる生理学的概念を超えた生命の根源的エネルギーです。経絡は、このエネルギーが全身を巡る神秘的な通路であり、健康と病気を分かつ重要な鍵となっています。インフルエンザは、この繊細なエネルギーバランスが崩れた際に発生する身体の警告信号と捉えることができるのです。
さらに、「気」は外界とのバランスを保つ役割を持ち、ウイルスが侵入した際には防御の最前線に立つ存在です。一方、「血」は身体を潤し、臓器に栄養を与える役割を果たします。この気と血の調和が乱れると、全身の免疫システムが弱体化し、ウイルスが体内に入りやすくなります。
「外邪」侵入のメカニズム
東洋医学では、インフルエンザウイルスの侵入を「外邪」と表現します。特に「風寒」「風熱」といった気候変化が、体内の気血の流れを阻害し、免疫力を低下させる要因となります。季節の変わり目や急激な気温変化は、経絡のエネルギー循環を乱し、感染リスクを高めるのです。また、日常生活の中でのストレスや過労も外邪を招きやすくする要因であり、これが体内のバリア機能を弱める結果となります。
予防と改善のストラテジー
気血の調和を保つためには、以下のアプローチが効果的です。
★食養生: 温性の食材を中心に、体内の陰陽バランスを整える
★ツボ刺激: 「合谷」「足三里」などの免疫力向上ツボの活用
★呼吸法: 気の巡りを促進し、ストレス耐性を高める
★睡眠管理: 十分な休息で正気を補充する
さらに、軽い運動や入浴で体を温めることも、経絡の気血の流れをスムーズにする効果があります。適度な運動は血液循環を高め、自然治癒力を引き出すサポート役となります。
現代医学との融合
単純に東洋医学か西洋医学かではなく、両者の知恵を統合的に活用することが重要と考えられます。ワクチン接種と並行して、気血の流れを意識した生活習慣は、インフルエンザ予防の新たな可能性を開くでしょう。特に、東洋医学の手法を補助的に取り入れることで、より包括的な健康管理が可能となります。
まとめ
インフルエンザは、体内のエネルギーバランスが崩れたサインです。気血の調和を意識し、経絡の流れを整えることで、より回復力の高い身体を作り上げられます。健康管理は日々の積み重ねであり、小さな努力が大きな結果をもたらします。気血を整え、自然のリズムと調和する生き方が、インフルエンザを未然に防ぐ第一歩となりえるでしょう。
私たちは東洋医学をベースに開発された、花粉症やアレルギー性鼻炎に困っている人たちに向けたセルフケアプログラム「My Relief」を推奨しています。
私たちはNPO法人ミンイーです。社会貢献活動の一環として「My Relief」を無料で提供しています。
定期的に情報発信しています。どうぞこちらもご覧ください。
X:@MingYi_Japan
Instagram:https://www.instagram.com/myrelief_japan/
引き続き、よろしくお願いいたします。