職場は人間力を高める格好の場
心のことを学ぶようになってから、職場が実践の場に変わった。
職場には本当にいろんな人がいる。
たまたま同じ場所に集まった人たち。
ここでなければ出会わなかった人たち。
みんな違う人間だと日々感じている。
仕事との向き合い方、時間の使い方、何に重きを置いているか、ということから、仕事の経験、年齢、性格、生活スタイルなど、何もかもが違う。
表面上では同じ方向を向き、それぞれの業務をこなしているけど、水面下は違いがいっぱい。
その違いは、仕事を通して、また会話を通して見え隠れする。
ほぼ毎日それを目の当たりにし、良くも悪くも感情が動きまくる。
自分の感情をどう扱うか。
どういう態度でそこにいるか。
どんな関係を築きたいのか。
何を大事にしたいのか。
そんな中で、どういう心持ちで仕事をするか。
どうありたいのか。
そこにいる人たちから、発する言葉から感じるものを自分事として観察すると、学べるものが本当にたくさんある。
また、捉え方、思考はもちろん、仕事の向き合い方、何なら自分の生き方の見直しだってできる。
つまり、人間力を高めるためにできることが、たくさんある場であるということ。
そういう場に使っちゃえ〜試しちゃえ〜
くらいの軽さ、遊び心を持つのもいいかも。
さらに、こうありたいな〜という強い思いは、感情を揺さぶる相手をどうにかしようという労力も、そういう人への執着も、自然と手放せる気がする。
いろいろ実践して上手くいったり、いかなかったりの繰り返しだけど、たとえ上手くいかなくても、案外誰も何も言わない。
ん?今日はどうした?って思われるくらいじゃないかな。
そもそもいろんな人がいる場だから、自分の仕事の役割を果たしていれば、職場で孤立することもない。
職場で、会社に貢献することと、人間力を高めることは両立できる。