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心の平穏
闘いに勝ったとき、嬉しいし、清々しくもある。
また、そんな自分を誇らしく感じたりする。
ただ、それは一時的なものに過ぎない。
終わりのない闘いにずっと挑み続ける。
負けたくないし、負けを認めたくない。
その気持ちは闘うことで、どんどん強くなる。
でも、勝ち続けることなんてない。
自分で決めた勝ち負けに追われ続ける。
いつか闘いに疲れ果てるときが訪れる。
ずっと闘い続けてきた自分に疑問を持つ。
だからと言って、闘いをやめることには抵抗がある。ここにもまた闘いがある。
闘いをやめるには、とことん闘い、疲れ果てるしかないのかもしれない。
もう降参。
もう闘いませんよーって、負けを認めることでしか。
そうしてやっと平穏が訪れる。
闘いに勝った嬉しさ、清々しさとは違う平穏、幸せを感じられる。
歩み寄り、仲良くいられる嬉しさ、楽しさ、安心感という平穏、幸せを。
体の奥から感じられる心の平穏を。