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新しい世界に飛び込む前

平和で
心にゆとりがあって
何か新しいことをしたい
そしてもっと稼ぎたいと思っている

つまり
精神的にも、肉体的にも
いまの状態に満たされ
同時に少し飽きている

だいたいこのような期間を過ごしていると
ふと新しいことに出会い
階段を登って新しい世界に突入する

その繰り返しだ

どうやってそれに出会うか?
力を抜いて
インスピレーションや
新しいことに
オープンマインドになっていればいい

そうやってわたしは
新しい仕事を得たり
楽しい体験をすることができた

(パニック障害発症後、
会社員を辞めてからの話しです
会社員当時よりもゆるーい生活をしています)


ところで
パニックの方はどうなったか

ある日を境に
パニック障害のカラクリが体感でわかり
何もこわくなくなる日が来ないかなと
とは思うのだけど
そうはいかず…

急行🚃に乗る前は相変わらず
(急行電車は目下わたしの恐怖がでるところ)
ジェットコースターに乗る前の気分だ

もう座席に乗ったら覚悟を決め
これから想像できない世界に飛び込む感じ

急行に乗ると手に汗をかき
ドキドキして緊張しているのだ

これからしばらく止まらない
というプレッシャー
沢山の乗っている人に迷惑かけたくない
というプレッシャー

だけど
大丈夫!と言い聞かせて飛び乗る
いつもなんとかなっていると思い出す

そしてゆとりが出るまで
目をつぶって
ひたすら力を抜いている

そうすると
奥の奥にある
どっしりした自分が少しずつ現れてくる
そうしたらもうふつうの状態で
電車の中を過ごすことができる

実際に乗っている間のストレスは
どんどん軽減されていっている

これは繰り返し
恐怖突入しているからだろう
(恐怖の中にいることで
その恐怖が恐怖ではないことを経験すること)

そして
おそらく気がついたら
なんの抵抗もなく乗れるようになるだろう

このパニック障害の面白いところは
ある日を境に
ということではなく

気がついたら
パニックで不安と共にいる次元とは
全く別の次元にいる

扉はない

気がついたら
全くちがう、懐かしい世界にいる







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