頭の整理の仕方の話のコラム
頭がモヤモヤとして、思考が凝り固まったりワクワクというカンカクが無くなったりしたコト気づくと、僕は決まって頭の整理をする。
その方法とは、ざっとこんな具合だ。
まずは家中のいらない紙をかき集めて、机の上に置く。
あとは、ペン。
ここでのペンは、絶対に書きやすいものにする。
書きづらかったり、スムーズにペンが進まないようならそれ自体が頭の整理の邪魔になってしまい、整理どころではなくなってしまうからだ。
紙とペンさえ揃ったなら、準備は整った。
かのプロレスラーの言葉を借りれば
「時は来た。それだけだ」
いざ頭の中に散らばっているものコトを、気の向くまま書き出す。
書くコトの順番を気にしたりせず、自分が読めればいいのだから字なんか汚くてもいいし、紙の左上から書き始める必要もないし、字の大きさだってバラバラで良い。
とにかく、書いて書いて書きまくる。
マインドワンダリングしたって良いのだから、夢のことを書いていたのに次の瞬間、トイレの芳香剤が気になるって話に飛んだっていい。
もちろん英語でも日本語でもなんでもok!
大切なのは、いきおいと自分に正直にいること、書くことを悩む必要もない。
そして
頭の中にだけあったものコトを、字に起こして見える化する。
思いが吐き出されて、もう何も出てこないと思ったらペンを止める。
言い忘れたが、
お酒が好きな人は、どうぞ飲みながらやりましょう!
僕の場合は、ペンが一旦止まったらグラスに注いでおいたビールをグビッと一発しばく!!
それからまたペンが走るコトもあるだろうし、そうでないコトもある。
どちらも正解だし、良いも悪いもない。
自分が満足のいくタイミングで、ペンを止めたらいい。
書き終えた達成感から、少し気分が良くなっているハズ。
その日は大いに酒をかっくらって寝てしまおう。
お酒が飲めない方は、普通に寝てしまおう。
翌日、
吐き出された作品を、まじまじと観察することから始める。
そしてそこに書かれたものコトを、編集する作業に移る。
あくまで、客観的に編集を行う。
声に出して呼んだり、線を引っ張って関連する事柄をリンクさせたり、丸で囲ってインパクトを出したりする。
自分の中に何があるのかは、自分には意外とわからないものだ。
だから字にすることで、目から脳に情報を入れ直し、その字を音読を通じて耳から脳に再インプットさせてみる。
編集というと、何かしらの形として完成させないといけないような気がするが、そういうことではなく、要は頭から出たものを客観視して、もう一度自分の気持ちに落とし込めばいい。
その過程を経て、自分の中に引っかかっている問題やストレス、自信、誇り、ポジティブなもの、ネガティブなもの、まぁなんでも
何かしらが見えてくるハズ。
この編集という工程では、頭の中のものコトをぶちまけるいきおいと、丁寧に編集する冷静さがミソ。
編集の工程が終わった頃には、問題は解決せずとも、頭の中は少し整理されたハズ。
たぶん