第二種衛生管理者受験しました
皆様こんにちは!
今日は先日受験をしてきました
「第二種衛生管理者」試験対策に関する記事となります。
はじめに
今回受験した動機は、当事務所代表が、第一種衛生管理者を取得しており、わたしも「衛生管理者」のことには兼ねてより興味がわいていました。
50代にして身体の大事さをここ最近特に痛感しているからです。
50代といえば働き盛りの年代。
そんなときどうしても「無理をしがち」だと思います。
わたし自身、来年から今の職を退職し、本格的に事務所の職員として、働くようになるのですが、当事務所は、社会保険労務士事務所です。
経営者の方は労働者を雇用する側、雇用している従業員が働きやすい環境を整えるためのサポートするための重要な役割を担う事務所となるために今回取得をするために学習を進めました。
そして20日の合格発表となりますが、おそらく基準点(記事に概要欄に記載します)は満たしているという手ごたえを感じております。
労働に関する法律は、労働基準法や労働者災害補償保険法などは
働く方はよく耳にする法律だと思います。
その労働関係の法律のひとつに労働安全衛生法という法律があります。
職場では、一日のうちの長い時間を過ごす方が多いかと思います。
この法律は、
私たち労働者の、「健康と安全を守る法律」
衛生=生命を衛る 法律です。
下記はその労働安全衛生法の目的条文です。
衛生管理者の資格
この「衛生管理者」という資格は
労働安全衛生法に基づく国家資格となります。
常時50人以上の労働者を使用する職場では、衛生管理者を選任し、職場の衛生に関する技術的事項を管理させなければなりません。
衛生管理者となるためには
衛生管理者試験に合格
都道府県労働局で免許証を交付を受ける
ことが必要です。
第一種・第二種とある資格
衛生管理者には第一種・第二種とあり
第一種を有する者は、全業種で対応できます。
第二種を有する者は、例えば 林業や、鉱業、建設業や製造業などの有害物を取り扱う業種には対応できない資格です。
わたしは今回この第二種を受験してまいりました。
学びの柱となる「三つの分野」
関係法令
労働基準法や労働安全衛生法、働く人を衛る、最も重要な法律です。
「有給休暇」
「労働時間・休憩・休日」
「年少者・妊産婦の保護」
「そしてそれをつかさどる社内の規則」など
そして労働安全衛生法で定める安全衛生管理体制の
「総括安全衛生管理者」「衛生管理者」「産業医」の選任要件や職務内容を学びます。
労働生理
働く人は「生身の人間」 AIやロボットではありません。
わたしも、今身体を壊していて治療もしているところはありますが、
身体があっての労働です。
身体には様々な機能があり、
「脳」
「呼吸器」
「心臓」
「血液」
「消化器系」
「神経や筋肉」
「ホルモンや代謝・内分泌系」
「聴覚や視覚」など
どれひとつをとっても、大切な身体の構造です。
その構造を知ることにより、生活習慣を整えることがよりよい身体を作るために重要だということも学び知ることができます。
労働衛生
そして
働く上で、大切な職場の衛生面や環境面での配慮のこと
「温度環境」
「空気の環境」
「食中毒や感染症の予防対策」
「万が一の場合の救命処置」
「脳血管障害・心疾患障害」
「受動喫煙防止対策」
など
以上、
この3分野が働く上で重要なこととなり、それを整えるための管理をする「衛生管理者」
職場で快適に働くこと、心身共に快活で健康を維持できること、
それは、職場そして企業の健全な発達にとって、重要なことだと考えます。
試験の簡単な概要(第二種衛生管理者の場合)
試験に関するお問い合わせは、
「公益財団法人 安全衛生技術試験協会」
となります。
試験時間は3時間(試験開始から1時間経過後は途中退出が可能です)
マークシート方式です。
試験後に、問題を持ち帰ることはできません。
合格に必要な基準があり、下記のどちらも満たす必要があります。
第二種の場合それぞれ、各分野ずつ10問の出題。
合計30問の出題がありますが
3つの範囲に対して、それぞれ40%以上を満たすこと
合格得点が60%以上を満たすこと
が必要となります。
わたしが使用したテキストと問題集
今回、わたしが学習に使用した参考書を掲載しました。
ちなみに、第一種を受験される方への参考までに
所長が使用したテキストと問題集はこちら👇とのことです。
なお所長は2023年版を使用しました。
そして今回の試験は、今メンタル不調により休職している娘も一緒にチャレンジをしました。
同じテキストを使用し、娘なりのペースで、一生懸命学習を進めていました。
こちらは、娘にとって、今年学んだことのひとつ「大きな成功体験をすること」となりそうです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。