あぐらが膝を痛める!3つの原因
本日は質問にお答えします。
Q膝の痛みについて教えて下さい。
1週間くらい前から、しゃがむ時に膝が曲げにくいような痛みがあります。
これかな?と思う原因は家での仕事なので作業中はあぐらで1日3時間程連続して座っていることかな?と思います。
痛みが出てからはあぐらはやめているのですが痛みは良くなりません。
膝が曲げにくくしゃがむと少し痛いです。
あぐらのしすぎで膝を痛めることはありますか?
A結論から言いますとあぐらのしすぎは膝を痛めます。
なぜ痛めるかについて原因を書いていきますね。
○あぐらは骨盤を後傾させる
○膝を完全に屈曲する時間が長い
○股関節が外旋してしまう
この3つが考えられます
ひとつひとつ解説していきます
○骨盤が後傾してしまう
骨盤を後傾して、あぐらをかいて膝を曲げるということは、ももの後ろ側にあるハムストリングという筋肉を、ずっと縮めていることになります。
このハムストリングが縮まっていると膝がしっかりと伸びない状態になってしまいます。
この状態のまま立っていると膝に体重が膝全体で受け止められなくなり膝の痛みが出てきてしまうんです。
このような理由から長時間の骨盤の後傾には注意しなくてはいけません。
○膝を完全に屈曲してる時間が長い
膝を完全に屈曲してしまうと、膝の裏にある血管が圧迫されます。
膝の裏には足先につながる動脈や静脈、または神経が流れています。
また膝裏は筋膜と言う繋がりで足の裏から頭までを繋ぐ中継地点になっております。
ここが渋滞してしまうと頭や足先への血流が滞ってしまうのです。
また膝自体も血行が悪く腫れ上がってしまうため結果的に痛みが出てしまいます。
血流が悪くなると熱もうまく逃がせなくなります、熱がこもるということは体は膨張するということなので結果的に腫れてしまうのです。
○股関節が外旋する
歩く時に股関節は外旋しながら足を前に出します。
その流れで関節を内旋させて地面を蹴り前へ進みます。
股関節が外旋方向にばかり言ってしまうと、地面をしっかりと踏み込めずに歩いてしまいます。
このような歩き方になってしまうとバランスが取れにくくなってしまうので膝を痛めることが多いんです。
以上の3点があぐらをかいて膝が痛くなる理由となります。
長時間のあぐらはもちろん危険になります。
適度に体の姿勢を変えて、椅子に座ったり、寝転んだり、立ち上がったり、正座をしたりして順繰りと姿勢の交換をお勧めします。
本日もブログを見ていただきまして、ありがとうございました。
ストアカで姿勢講座を始めました。
講師紹介ページから覗いてみて下さい。
ストアカはこちらより🔽
You Tubeでも姿勢の情報を配信しています。
You Tubeはこちらから🔽
姿勢調整 リハビリピース公式チャンネル