「表面的な許し(エゴの許し」と「根源的な許し(真実の許し)」
【音声で聴きたい方は一番下の「ラジオ配信」からどうぞ】
今、主宰しているCore塾では
現在約40名の方が参加してくださっています。
Core塾では
毎朝6時15分~の瞑想会の他、
毎月、メンバーさんがZOOMで集まり、
メンバーさん同士の
「対話をする時間」や
「インド哲学を学ぶ時間」があるのですが、
今回は、
「許し」を2つの視点から観ていきました。
ひとつは、
もうひとつは
この「根源的な許し(真実の許し)」
に立つことで、
私たちは、何かが起きた時に、
「私は、間違ったあなたを許しますよ」
という視点には立たなくなります。
目の前で起きていることは、
ただ、その人がそうしたいから、そう行動しているだけ、
起きることが起きた、だけ、という視点。
でも、当然、その行動に対して、
「嫌だ」という気持ちや
「怒り」の感情が沸くのは自然のことで、
その感情は
私にとっては「真実」であるのですから、
「嫌だ」や「怒り」を抑える必要もなく、
その自分の湧いてきた感情に対してはそのままでOKです。
でも、その相手の行動に対して、
「あなたは間違っている!あなたが悪い!」
「でも、私は許します!」
というのは「表面的な許し」であり
「エゴの許し」になります。
相手に対してだけでなく、
自分に対してもそうで、
「私が間違っていました、だから私を改善していきます」も
表面的な許し(エゴの許し)になります。
誰も悪くなかった、
誰も間違っていなかったことに気づく、
これが
「根源的な許し」の視点になります。
「そんなことを言うあなたは間違っている、
そんなことを言うあなたはおかしい」
と、
あなたが悪い!
あなたが間違っている、になると
それはジャッジになり、
争いを助長してしまいます。
良い悪いが、この世界の苦しみの根源。
だからこそ、自分の世界の良い悪いを解放していくこと
それによって苦しみから解放されます。
人生の中で裁いてきたたくさんの人を
根源的な許しの視点から、
心の中で許していきたいですね。
今回、Core塾での対話の時間で行われた
「表面的な許し」と「根源的な許し」についての対話とシェア。
安心の場で
メンバー同士で対話をすることで、
ひとりでは見ることのできない、
蓋をしてきた自分、
見てみぬふりをしてきた自分
そんな自分の内側にある「あるもの」に気づくことができます。
それは信頼できる仲間と
対話を通してでないと
なかなか難しいな
と改めて
「対話」をすることの大切さを感じた時間でした。
Core塾メンバーを募集していますので、
参加ご希望の方はこちらからどうぞ➨
どうぞ素敵な週末を♪