望みを叶えるために最も大切なことは「全体と調和した自分でいること」
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望みを叶えるために
もっとも大切なことは
「全体と調和した自分でいること」
自分とはこの「肉体」「感情」「感覚」ではなく
「全体」であって、
「全体」とは、
永遠で無限で、自由な存在。
つまり
本来の自分とは、
永遠で、無限で、
すべてが自由な存在。
ここを思い出して、
それを1日の中でどれだけ維持できるか。
願いは望んで終わりではなく、
願ってからが大切になります。
では、どのようにして具体的に
全体と調和した状態でいるかを
4ステップにしてみました。
1.やりたくないことを、少しづつやめていく
やりたくないな、
と思うことは少しづつでもやめて
自分の中にスペースをつくっていきましょう。
余白ができた分、大切なエネルギーは入ってきて
自分への信頼が溜まっていきます。
自分への信頼が溜まってくれば、
私たちは人生の流れ、全体を信頼することができ、
リラックスして、
流れに身を任せることができます。
2,望みを明確にする
望みを明確にして、
未来にピンを打っていきましょう。
未来に願いが叶っている自分を想像して、
その時に感じている
感情、感覚を「今」味わっていきます。
その時に感じている幸せや安心感、嬉しさ、
ワクワク、いい気分を感じていきます。
小さな願いから少しづつ続けていって、
そうしてひとつひとつ叶っていったなら、
すでに叶ったことを書き出して
それに対して、いたわりと感謝の言葉を書いていきます。
これの繰り返しで、
私たちは、全体への信頼が増していきます、
全体への信頼が増せば増すほど、
私たちは安心して、
「今」にいることができますし、
自分に起きることは
全て完璧であることに気づくことができます。
こうして、
全体への調和がますます増していきます。
3,内側に湧いてくる「怖れ」を観る
次に、その願いが
叶った後に感じる罪悪感と恐れを書きだします。
ここはとても大切になります。
この怖れを抱えていると、
私たちはどうやっても進めない現実を創っていくことになります。
私たちは「幸せ」になること
「成功」することを
実はとても怖れている生き物です。
私たちは、
変化を嫌う生き物ですから、
現状から変わることに「怖れ」を感じますし
幸せを描いて、
それが叶っていくことを
実は心の底では怖れています。
なぜなら
それが再びなくなることに耐えられない、と
思っているから。
手に入ったその幸せや成功が
またなくなってしまう恐怖を味わうくらいなら、
最初から手に入れない方がいい、
私たちは心の奥底で、そうやってブレーキを
かけて、
本当に欲しいものを手に入れないようにしています。
こうして、
本当に欲しいものはなかなか手に入らない。
だから、
そこにある「怖れ」を観ていく必要があります。
その望みが叶ったら
どんなデメリットがあると思っているのか。
その望みが叶わないことで
どんなメリットがあると思っているのか。
その望みが叶ったら
誰を傷つけると思っているのか。
願いが叶わなかったら
誰を傷つけずに済むと思っているのか。
願いが叶ったら何が怖いのか。
それを書き出したら、
自分が何をそんなに怖れていて、
それが怖くて、
その幸せや成功を手にいれないようにしていることに
気づくことができます。
そこに気付いて、
ああ、その思いは必要ないな、と思ったなら、
少しづつ手放していってみてください。
4,願いが叶った後の安らぎと感謝の状態でいる
そうやって、
自分の望みが叶った時の「喜び」も「怖れ」も先に味わって、
必要のない怖れを手放して、
自分をクリアにしていったら
「どうせ叶う」を前提にして
今、目の前に起きる
出来事に集中して取り組んでいくこと。
望みや願いは忘れてもOKで、
大切なのは、
今、この瞬間の自分の身体や心を調えて、
全体と調和して安心と感謝の中にいること。
そしてその時間を少しづつ長くしていくこと。
全体との調和の時間が長くなるほどに
私たちは、全体との調和が取れて、
思うように願いや望みが実現化していきます。
感謝や安心の中にいる時の状態とは、
「自分の望みは叶っても、
叶わなくてもどちらでもいい、
なぜなら、今幸せだから」
という状態。
望みや願いから手を放して、
今に生きている状態。
どちらでも良いよ、
今、幸せだから、
この状態に、常に自分自分を持って行くこと、
そのためには、
自分の身体と心をいつも調えておくこと。
いつも安心と調和の中にいようと決めることで、
私たちは願いが叶おうが、叶わなかろうが、
どちらでもよくなっていきます。
なぜなら、私たちが欲しいのは、
その「何か」ではなく、
安らぎや心地よさ、調和の状態、が欲しいから。
ゴールを
願いを叶えることではなく
「幸せに安らいで朗らかに生きること」に
設定してみると、
あとから全てがついてきます。
足りない、足りない、
もっと欲しい、もっと欲しいで生きていくのではなく、
今、すべては完璧でうまくいっていることに気付いて、
確信していくこと、
起きることは最善なんだ、を
心から確信していく。
そうして毎日を過ごしていたら、
たとえ、今、何も手に入っていなかったとしても、
私たちは、
心からの幸せを感じることができています。
そのためにも、自分を調えておくこと。
今、この瞬間、すべてがあって、
全て完璧に起きていて、
その中で、私たちは
何も頑張らなくても、安心して生きていて良いこと
ここを思い出していきたいですね。
そのために、
瞑想や呼吸法、ヨガやアーユルヴェーダの叡智は
私たちをサポートしてくれます。