ダメな自分を出せる場所、安心で安全で、繋がりを感じられる場所を、ひとつでも持っておく
今朝は
Core塾インド哲学カフェの時間でした。
ZOOMで集まった皆さんと
インド哲学を通して感じることをシェアしながら、
最後は、参加者さん同士が、
実は随分前から知り合いだったり、
意外な共通点があったりなどが分かり、
大盛り上がりで終わりました。
こうして心地の良い距離感の中で、
つながりを感じられる場所があることに
心から嬉しいなと感じました。
本来、私たちは、
私は「私」のままで良いし、
私は「内なる私」のまま生きることが大切だし、
私は「内なる私」と繋がることで、
本当の意味での自由も幸せも感じることができるし
私は「内なる私」と一致して生きていれば、
すべてはうまくいくようにできています。
これは表現方法は違えど、
あらゆる古典でも、
哲学でも言われていること。
だから、1日の中で
私は私のままで良いんだ、という場所に
少しでも長く身を置いておくこと、
私は「内なる自分」と一致して生きている、を思い出す時間を
少しでも多く持つこと。
そして、
「今のあなたのままではダメだよ」
「今のあなたのままでは大変なことになるよ」
そんな声からは
できるだけ、距離をおくこと。
私自身、
小さな頃から、
この世界の矛盾に対する違和感や
自分のままでいられない生き辛さに葛藤して、
なんとかして、
今の自分を変えなきゃ!と頑張ってきた分、
私は私のままで良いんだ、という場所
私は「内なる自分」と一致して生きているかな、
を立ち止まって思い出す時間を
多く触れておくことの重要性を
強く感じています。
ここがなくなってしまったら、
自分が自分でなくなってしまって、
あっという間に疲れて、
生きる気力がなくなってしまうから。
もし、今、
「頑張ろう」
「変わろう」
「目標に向かって」
と頑張ってきたけれど、
「なんか辛いな、虚しいな」
という人がいるのであれば、
それは
「私は私のままで良いんだ」
「私」が「内なる私」と一致して生きることの大切さを
思い出す時間が
足りていないのかもしれません。
私たちは
弱いままで良いし、
苦手なこと、できないことがいっぱいあって良いし、
傷付きいやすい自分も、
怒りや嫉妬があったって良いんです。
聖人君主ではないですし、
そもそもそんなところを目指す必要もないのですから。
そうではなく、
そんな自分はダメだ、と思っている
その自分を否定する自分から距離を取る、
完璧さを放棄すること。
だから、
「今のあなたのままではダメですよ」と言われたり、
「このままの自分ではダメなんだ、変らなきゃ!」と
思わされる場所ではなく、
なにひとつ変わらなくて良いから、
もっと楽にして良いから、
もっと素直に、内なる自分と一致して生きよう、
という場所や時間に触れることが
実は結果的に一番変わっていきますし、
なによりも生きるのが楽しくて幸せになります。
そしてそれは、
1人で培うことももちろんできますが、
私は「場の力」を借りるのがとても良いと感じています。
だから、私はCore塾をはじめました。
できない自分のまま、
弱い自分のまま
怒りも嫉妬もある自分まま、
くよくよ、ドロドロものをかかえた自分のまま、
どうしたら良いかいつも彷徨っている自分のまま、
そんな自分も
「そのままでいても大丈夫なんだ」
ということを、
人との関わりの中で感じられていくことは、
想像以上に、
私たちに安心と安全と繋がり感を
感じさせてくれて、
生きる喜びや心地よさを感じさせてくれるものです。
息が抜ける場所、
そのままで居てもいい場所。
周りや誰かとの一致ではなく、
内なる自分との一致の大切さを思い出させてくれる場所、
ダメなままでいられる安心感と、
安全とつながりを感じられる場所、
そんな、自分に戻れる場所を
ひとつでも持っていてください。
そんな優しい場所を
ひとつでも持てたら、
私たちは、前を向いて生きていけたり
するものです。
まずは、私自身から。
そしてCore塾から
そんな場所をみんなで
楽しみながら創って行けたら良いな、
と思っています。