珠樹アイナ

「たまき あいな」と読む。お笑いと食べる事に幸福を得る三十路独女。たまにアプリゲームや別ジャンルのイベントにも飛び込む。 普段はXで呟き切れない事をつぶやく為の場所だったのですが、天狼院書店のライティングゼミ受講を機に文章を色々書くのに挑戦中

珠樹アイナ

「たまき あいな」と読む。お笑いと食べる事に幸福を得る三十路独女。たまにアプリゲームや別ジャンルのイベントにも飛び込む。 普段はXで呟き切れない事をつぶやく為の場所だったのですが、天狼院書店のライティングゼミ受講を機に文章を色々書くのに挑戦中

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最近の記事

どうしても9番街レトロを「深夜のハチミツ」レギュラーにしたいのだ。

最近お笑い芸人の推し活、それも吉本芸人の推し活に戻って来た。  今の推しは9番街レトロというコンビだ。ボケ担当の京極風斗さん(以下京極さん/画像左)、ツッコミ担当のなかむら☆しゅんさん(以下なかむらさん/画像右)のコンビで、来月で京極さんは芸歴10年目、なかむらさんは芸歴9年目になる。  主なネタは漫才。クールで淡々とした京極さんのボケにハイテンション、時に京極さん以上にボケ倒しながらなかむらさんがツッコミを入れていくパターンが多い。 最初は怖かった、でもある日「×××」と

    • 「まるぬの励まし屋」という温泉宿で癒されてきた……もとい占いを受けて来た

       先日まるぬさんという方のホロスコープ占いを受けて来た。ホロスコープというのは自分が生まれた時の星の配置から自分の性格とか運命とかを占うやり方だ。  まるぬさんは占い師であると同時に審神者(刀剣乱舞というゲームのプレイヤー)であり、ホロスコープを刀剣乱舞のキャラクター(以下刀剣男士)に当てはめてわかりやすく説明してくれる方でもある。占いだの自己分析だの自分について知るというのが大好きだったし、占いを受けていた方のレポを読んで興味を持ったので、ずっと予約できるチャンスを狙ってい

      • アルハラに遭っても飲みたい酒がここにある

        「お酒も飲めない、踊りも踊れない。お前に何ができるんだ」  飲み会中に何気なく言われたその言葉は私を傷つけて、酒嫌いにするには十分だった。その3か月後に医者から禁酒を命じられた時に、「酒を断る言い訳が出来たのだけは救いだ」とつい思ってしまうほどには憤りを感じていた。  私は当時短期大学の2年生。そこでは民族舞踊サークルに所属していた。そのサークルは世界中の国の様々な踊りを踊るサークルで、一回り以上年の離れた先輩も遊びにやってくるような歴史あるサークルだった。  年の離れた先輩

        • 「適職の地図」と書いて「たからのちず」と読む

          『自分についてまとめた本が欲しい』  私がまだ短大1年生の頃。私が小学校の時に読んだ雑誌記事の『あなたの好きな人のパーソナルデータや限定ショットが載った特別な本が手に入ったら――いくら出せますか?』というアンケートが忘れられないと言う話を切り出して、友人と学校の帰り道で盛り上がっていた。その中で友人の一人が『私は好きな人の事より、自分について知りたい。自分についてまとめた本が欲しい』と言ったのだ。  私も含めてその場にいた友人全員が彼女に同意した。私たちは昔から人間関係や家庭

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        • アイナのライティング
          3本

        記事

          「嫌われる勇気」よりも必要な「勇気」

          「嫌われる勇気」という本で取り上げられた事でアドラー心理学が話題になった。今も前ほどのブームはないが、その人気と需要は非常に高い。 アドラー心理学の提唱者であるアルフレッド・アドラー氏は、凄腕の殺し屋だ。トラウマのせいにして進むことが出来ずにいた人々をアドラー心理学という武器を用いて「抹殺」していった。私もその一人。 私がアドラー心理学を知ったのは、「嫌われる勇気」ではなくて、私が好きで読んでいたゆうきゆう先生原作の漫画「マンガでわかる心療内科」シリーズでアドラー心理学をテ

          「嫌われる勇気」よりも必要な「勇気」

          激レアさんに半年くらい文章を教わってた話

          またまた、去年受講していた天狼院書店のライティング・ゼミの話である。 天狼院書店のライティング・ゼミの講師は川城紗生さんと言う女性の方だった。 川代さんは現役のライターである一方、天狼院書店の店長やライティング・ゼミの講師としても働いている。 彼女は「激レアさんを連れてきた」と言う番組に激レアさんとして出演していた。その肩書きは「失恋の腹いせに働いているカフェで『元彼が好きだったカレー』という重い名前のカレーを出したら看板メニューになってバズった人」である。 これは天狼院書

          激レアさんに半年くらい文章を教わってた話

          小話「どこにでも持ち運べる窓」

           ちょっと待って。会議する前にこれを取り付けさせてね。  ……ああ、これ? これはね、窓。この会議室、窓がないから持ってきたんだよ。換気しろってうるさいこのご時世なのに窓がない会議室しか予約できなかったから仕方なくね。  それにこれ、どこの世界にも繋げる事が出来るから自分が行きたい場所に設定する事が出来るんだよ。今日なんか外暑いから涼しいところに繋いじゃおうよ。長野の上高地とかなら涼しいかな。  いい窓だよね。だけどA5の紙くらいの大きさしかないから自分は窓の外に出られないん

          小話「どこにでも持ち運べる窓」

          思い出を刻むバッグ、いかがですか?

          「このバッグを今日から目玉商品として売るから」 大量に入荷されてきたバッグたちを目の前に社長は私たち社員に発表した。 赤や紺、オレンジ、ラベンダーなどの様々な色と、レザーやナイロン、スエードと言った様々な素材が使われた、変わった形のワンショルダーバッグだ。 社長曰く、ある女優がテレビ番組で雑誌の切り抜き片手に探し求めて購入したバッグで、他の共演者もそれをきっかけに購入したバッグ。女優が購入して以降はママバッグとして人気を集めていると紹介されていた。社長はこれは売れると期待をも

          思い出を刻むバッグ、いかがですか?

          天狼院書店「ライティング・ゼミ」の思い出

           今から一年程前、私は天狼院書店のライティングゼミと言う文章力を鍛えるセミナーに参加していた。  過去にnoteに投稿した「個人情報と言う砂の城に隠された「秘密」の話」「友愛と言うおもてなしで人々を喜ばせた推しと、失敗した私」「自分の価値に悩んだ時には「勿体ない」が効く」は実際にライティングゼミに課題として提出していた記事だ。 「友愛と言うおもてなしで人々を喜ばせた推しと、失敗した私」は不合格だったが、フィードバックされた部分を直して掲載させて頂いた。 天狼院書店って何? 

          天狼院書店「ライティング・ゼミ」の思い出

          自分の価値に悩んだ時には「勿体ない」が効く

           最近まで私は「勿体ない」って言葉に対して悪いイメージを持っていた。  原因は昨今の断捨離ブームの報道だ。「まだ使えるのに、捨てるなんて勿体ない」と言って明らかに不要な物をなかなか捨てられなくてごみ屋敷にしてしまった人たちの話を何度も見ている。片付けの時も「勿体ないから」と言って捨てる事を断固拒否して片付けが進まない。その為、私は勿体ないという言葉は悪い言葉だと勝手に思っていたのだ。  ところが、もったいないという言葉について調べてみると、「一般的には、物の価値を十分生かしき

          自分の価値に悩んだ時には「勿体ない」が効く

          友愛と言うおもてなしで人々を喜ばせた推しと、失敗した私

          「あなたとは感覚が合わないので、絶交します」  平成最後の日の朝、私のTwitterのダイレクトメールに届いた絶交宣言。送り主は私が好きな芸人のファン仲間だったAさんだった。 同じお笑い芸人が好きだからと言う事をきっかけに、私たちはTwitterで出会った。私は当時31歳の社会人。Aさんは当時22歳の女子大生。年齢差はあっても、仲良くやっていると私は思っていた。  しかし向こうにすれば私は自分とあまりにも合わない感覚や考え方を押し付けてくる面倒な存在だった。もう我慢できなくな

          友愛と言うおもてなしで人々を喜ばせた推しと、失敗した私

          ミルク風呂で人生の休息時間を

           だいたい何か考え事したくなったら私は銭湯に行く。何も考えたくない時にも私は銭湯に行く。とりあえずいい事も悪い事も考えたくなったら銭湯に行く。  去年の夏のある土曜日。その頃の私はとにかく悩み、考え事をする日々が続いていた。それも飛び切り悪い事。友達に絶交された。推しアイドルから一推しが卒業した。とにかく色々とストレスがたまりすぎて何もかもが嫌になって、婚活サイトで折角直接会えた人だったのにこちらからお断りしてしまって婚期をまた逃した。歯医者嫌いなのに虫歯になった親知らずの

          ミルク風呂で人生の休息時間を

          もうタピオカ屋で紙マスクは買わない。でもこれはきっと必要だったんだ

          昨日(一昨日)の休日。買い物兼散歩していた私は久々にタピオカが飲みたくなって、あるタピオカ屋に寄った。そしてそのタピオカ屋で紙マスクを売っていた(50枚で3000円位の奴)のを見つけた。 新型コロナウイルスが流行したての頃は紙マスクを使っていた。けどだんだんと紙マスクのストックが少なくなり、わずかなストック分はいざという時のために残しておこうという事で家族の意見が一致した。 私の地元は東京なのにアベノマスクはまだ届いていないから、母お手製のてぬぐいマスクとネットで購入した布

          もうタピオカ屋で紙マスクは買わない。でもこれはきっと必要だったんだ