中学受験を前に、1月学校を休む…ってどうなの?
#507 (Re)
2025.1.8.
学校が始まった。
理科室のメダカたちが死んでいなくて一安心。
勤務校は中学受験率が高い地域なので、冬休みが明けると、やはり6年生の様子がちょっと違う。近隣県での1月受験なるものも、そろそろ始まる時期だ。
そして今年もちらほら見られる「受験に向けて1月休む子」。これについては去年記事を書いてから微塵も思いが変わらないので、今年もまた載せておこうと思う↓
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2024.1.9.
学校がついに始まった。
昨日の記事の「コロナ禍学校生活」続きを書こうと思っていたのだが、その前にちょっと書きたいことが浮かんでしまったので、一旦脱線。
それは題名にあるように、「中学受験を前に、1月学校を休む」についてである。
東京では、中学受験の本番は2月の1〜3日というケースが多い。神奈川も同じ感じ。埼玉や千葉は1月。
そうなると、受験する子が多い地域の小学校では、2月1日に独特の光景が見られる。「6年生全然いない現象」だ。あまりに少なかった年は、隣のクラスと一緒に給食を食べたりした記憶もある。
その試験日よりだいぶ前の年明けから学校を休む子もいる。それについて、皆さんはどう考えるだろうか。
感染症対策で、数日前から休むくらいならまだ分かる。ましてやコロナ禍なら、1か月まるまる休もうという気持ちも分かる。だが、それより前から、年明けから休むという子が増えてきているように思う。
私は断然、「休むのは試験日のみ」派だ。
以前、どなたかからもらった資料に、「5年生3学期に受験荒れ防止で子供たちに話すこと」というものがあって、確か下のようなことが書いてあった。
同意〜〜〜!
そもそも、1か月も家や塾を中心に生活して、ストレスたまらないのだろうか?
学校を休んだからってそんなに何日も何時間も集中して勉強し続けられるのだろうか?
というか、そこまでしないと受からないような学校に行ったら今後大変ではないか?
と、思うのよ。
小学校の勉強って、受験勉強に比べればはるかに簡単だ。
だからと言って、学校にいる時間を無駄だとして家や塾で勉強するっていう…その考え方どうなの?と思ってしまうのだ。
◆円周率100桁覚える競争を、学校の友達としていた。
◆「したごころ」が使われている漢字を挙げてみて…と授業で話したら、80個くらいびっしりノートに書いて持ってきた。
◆どんな学習でも目を輝かせて取り組み、自分なりの考えがたくさん書き込まれた素晴らしいノートを作り上げている。
◆自主学習のテーマ選びや内容の広さと深さに感心させられた。
◆クラブや委員会、行事でも活躍していて、要録の所見欄に書くことがたくさんある。
◆受験の前日まで友達と遊んだり、習い事を頑張ったりしていた。
私がこれまでに見た、難関校に合格する子っていうのは、こういう子たちだった。
なんかそういうさ、どんな場所でも楽しんで好奇心をもって学べる人たちが、一流だと思うのよ。小学校の勉強なんて…とか思うのは二流フラグなのよ。
学校に行くべきか休むべきか、保護者や子供に相談されたら、「いつも通り過ごすことの大切さ」について伝えるけれども、最終的には決めるのは自分とお家の人だから…そこは尊重するとして。
そんな話にならないように、本番を迎えるだいぶ前から、「力を発揮するためには」の話を少しずつしていくといいのかなと思った。
頑張れ、受験生!
#教員エッセイではない
#中学受験
#1月の過ごし方
#学校を休むか否か
#インフルの流行は怖いけど
#正月ダラダラしていたら父に怒られた6年生の時の記憶
#頑張れ受験生