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#516 よく分かってない人が見たオラファー・エリアソン展と麻布台ヒルズ

2024.1.25.
先日、普段行ったことのない街を歩いていたら、オシャレなカフェのようなお店を発見。気になったのだが、別の店に行くところだったので断念した。その後、そのお店について検索してみると、どうやら「絶品のかき氷を食べるために必ずラーメンを先に頼まないといけない店」らしい。なんじゃその店。


最近、地元のバーに時々1人で顔を出すようになった。

この間、隣に座っていたお姉さんにモネ展に行った話をしたところ、

「私は、オラファーエリアソン展に行ったよ。」と言われた。知らない名前過ぎて3度くらい聞き直したのだが、どうしても頭に入らないので、4度目は諦めた。

麻布台ヒルズでやっている展示らしい。麻布台ヒルズ自体も気になっていたところだったので、平日に行ってみることにした!


☆☆☆

なぜか大門から歩くというルートで麻布台ヒルズを目指した私。通常みんなが入らないであろう入り口から建物に入る。

大門から歩くと東京タワーの真下を通るよ
AZABUDAI HILLSの文字が

で、どうやら私が入ったところはオフィス棟だったようで(しかも裏口)、中に入るとビジネスマンが多数。

そのお陰で、展示会とは施設内の別の場所にあるというオラファーエリアソンのモニュメントも無事発見。

なんかちょっと理科的要素を感じる作品

その後、展示会の場所が見つからずにしばし迷子になる私。麻布台ヒルズっていくつかのゾーンに分かれてるのね!しかも、2月とか春とかにオープン予定のブランドショップとかが多くて、結構まだ準備中な感じだった。

立ち並ぶブランドショップはどれもオープン前

そして、施設内を迷う迷う!どこやねんオラファーエリアソン展!途中で漫画のワンピースの絵が展示されている無料で入れるギャラリーがあったので、そこも覗いてみたりした。この後、チームラボの展示もできるらしい。

そんなこんなで、なんとか発見!

ネットで予約すると200円安いよ

オラファー エリアソンは1967年デンマーク・コペンハーゲン生まれ。 王立デンマーク芸術アカデミーで学び、現在はベルリンとコペンハーゲンを拠点に活動。 空間、光、水、霧などの自然界の要素を巧みに用いて、人間の知覚の仕組みや認識を問い直すような作品を制作。

美術手帖より

自然界の要素を巧みに用いて作品を制作かー。面白そうだ。バーで会ったお姉さん情報だと、展示会の規模は小さく、作品の点数は少ないとのこと。さて、1800円は妥当なのかどうか。

ほぼ全部空いていたので、こんな番号を

手荷物全てを近くのコインロッカーに預け、いざ入場。

ちなみに作品は全て写真撮影可である。

でもすごく美しい

最初にあった作品はこれ↑
展示会のサイトにトップ画で出ているやつだ。全然解説読んでいなくて意味は分からない。

で、次がこれ。何やら装置が置かれていた。

なんじゃこりゃ

取り付けられた3つの振り子の動きで作品が出来上がっていく装置なんだそう。

装置が作品を描いている様子
幾何学模様が…!

これをみて、6割の人はあれを思い出すはずだ!

これ!

どうやらこれはスピログラフというらしい。そうそう、これの複雑バージョンみたいな感じの作品だった。面白い。

他にも、巨大な円形のキャンバスに描かれた謎の模様とか

一体何なんだろう

暗闇の中で光が点滅していて、円を描きながら撒かれている水が一瞬稲妻というか躍動的な軌道で見える作品とか

一瞬見える

点滅する部屋は、水の軌道はきれいなんだけど、ずっとフラッシュがたかれているような場所なので、うっかり隣で作品見ている人に「頭おかしくなりそうな部屋ですね」って話しかけそうになった。

意図がきちんと知りたい人は、解説オーディオ付きで見た方がいい。私は、フィーリングのみで。

確かに展示数は少なくて、結構ひとつひとつじっくり見てもそこまで時間かからず見終えることができた!
雰囲気は「地球がまわる音を聞く展」に似たものがあった。現代美術だからか?

ちなみに、ショップにあった「リトルサン」。可愛い形もその活動もステキだなあと思った。



そして麻布台ヒルズ探索。

まだオープンしていないお店いっぱいあったけれど、人はたくさんいた。

オープンしているお店の中に、「Mr. CHEESECAKE」があるのを発見!ここ、私が2〜3回お取り寄せした高級チーズケーキのお店だ。

君、実店舗できたんかい!
どうやら上記のサイトを見ると、5月末までの限定店舗らしい。

持ち帰りがメインなんだろうが、5席ほどイートインスペースがある。せっかくだから…食べて帰ろうかな。(自分に甘い)

無機質な感じのカウンター
ちょこんと

ここ、飲み物は紅茶しかなかった!私はどちらかと言えばコーヒーを欲していたし、この小さくて可愛いサイズのチーズケーキ、確か990円したので、これだけをじっくり味わうことにした。

濃厚〜、とろける〜、層になっていて上の方と下の方は味わいがまた違う〜!

きっとお祝い事とかがない限りお取り寄せはしないと思われるので、ミスターチーズケーキよ、また会う日まで!


それから、小説「BUTTER」に出てきて気になっていた高級バターのお店、エシレも発見。

小説読んだお陰で、店名がすぐ読める

バター自体はもちろん、パンやクッキーも売られていた。クロワッサンが2種類あって、クロワッサンとは思えないような値段で売られていた。
でも昼間はお客さんいっぱいだったんだよな…。みんなどんな生活してるんだろう。


他にも、香水だろうか、何やら妖艶な香りを撒き散らしているお店などがいろいろあったのだが、私の興味を引いたのはチーズケーキとバターだけだったという笑。

帰る頃には日も暮れ始めていて、オシャレな建物が一層素敵な感じに。

建物やお店の雰囲気を見るだけでも十分楽しめると思う。

オラファーエリアソン展は3月末までやっているし、春にはもっとたくさんのお店がオープンしているはずなので、皆さんぜひ遊びに行ってみてはいかがだろうか。



#教員エッセイではない
#オラファーエリアソン展
#麻布台ヒルズ
#mrcheesecake
#エシレバター

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