糖質過多
知る人ぞ知る話なのかな?私は一昨日知った。子規への印象が変わってしまった。
それを言うなら、文豪として名高い森鴎外。軍医としては無能。「日本陸軍兵を一番殺したのはロシア軍の銃弾ではなくて、森鴎外の脚気に対する誤った認識のせいだ」と言われている。海軍のほうは脚気による死亡者がゼロなのに、鴎外が担当した陸軍は脚気による死者が約2万7千人。ドイツに留学してコッホから医学を学んだから、脚気の原因はビタミンの欠乏ではなく細菌だと考えたから。
コッホと言えばね・・・、なんか今にも通じている。
話が逸れたが、糖質過多について6年前の投稿が回ってきた。
甘党でごはんが大好き。身体のあちこちが痛いと言う人が身近にいるから、この話はすごく納得ができる。
もちろん、野菜も糖質だから、糖質をゼロにするという考え方はやり過ぎだとは思う。でも、砂糖は食べないほうがいいし、ごはんなどの炭水化物はほどほどにということだ。
体調不良の人は、自分の体調不良と食べ方を繋げることは絶対にない。
そもそも砂糖がそれほど悪いものだと思っていない。
甘党ではない私にすれば、砂糖はアヘンと同じように思える。
アヘンを長年吸って、あちこちがボロボロになる。調子が悪くなって、病院に行って薬を大量にもらう。そして国もボロボロになる。
行きすぎた甘党も被害者と言えば被害者だろう。そう言うなら、アヘン中毒者も被害者だ。と言うと同列にするな!と叱られるのかな?
でね、それに気づいている私はどうするの?って話なのよね。
子規の母親と妹は、子規の病気の原因が過食と甘い物であることを知らなかった。でも私は知っている。体調不良の人を前にして、知っているのと知らないのと、どっちがキツいのだろうか?たとえ知っているほうがキツくても、私はやっぱり知っているほうがいい。悪化しても冷静に見られると思うし、人間の本性みたいないものも見えてくると思うから。
その人の「自業自得」を、どうして私が肩代わりしなければいけないのかなどの議論は、もうしんどい。周囲はそういう人だらけだから。正当性がどっちにあるかなど飛んで行ってしまった。この茶番もそうだしね。子規の母親や妹のように、献身的に仕えるほうがよっぽどラクだと思う。周囲も好意的に見るだろうし。バカにもされるだろうけど。
イエスだって、弟子の足を洗った。私に関しては、それが「愛」だというには随分と的外れだと思うけれど。少なくとも、洗ってもらった人と神様が不機嫌になることはないと思う。それ以上のことは考えないでおこう。
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