✏️『モチベ』『不安』の『明確化』👉行動変化 WOOPとは?【記録で行動改革②】
はじめに
やる気はあるが、続かない / 3日坊主 / 英語の勉強で挫折
そんな失敗から脱却するために、【記録による実行・継続 大改革】そんなテーマで書きたいと思います。
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ここしばらく、人間の思考のあやふさ【ヒューリスティクス】をきっかけとして、【記録による行動改革】をテーマに書いてきました。
最初の2記事では、原理について書き、前回は応用技術①【我慢貯金】について。
今回は、類似テーマではあるが特に【実行・継続】に特化した記録法を紹介したい。
前回から紹介しているのは、次のような特徴を持ったお手軽テクニックであるため、ぜひ最後まで読んで取り入れていただきたい。
【記録による行動改革】の特徴
✅全て無料のアプリGoogle Spreadsheetを利用したものだ。
✅記録という手段を取ることでヒューリスティクスを克服し、多角的、合理的に考えられる。(以下、『正しく考える』)
✅短期的には、書くだけですぐに効果が得られる。
✅長期的には、データを累積することで、最大限の心理的効果が得られる。
✏️『モチベ』『不安』の『明確化』👉行動変化 WOOPとは?
本日紹介するWOOPとは、Wish / Outcome / Obstacle / Planの略である。以前メンタリストのDaiGoさんが紹介されていて、私自身も習慣に取り込んだ。
WOOPにおいて、記録していくもの次の通り。
Wish(願い)・・・「~したい」
Outcome(結果/得られるもの) 「~になる」
Obstacle(障害)・・・「~が邪魔」「~が不安」
Plan(計画)・・・「Aというときは、Bするようにしよう
具体的にみてみよう。
このWOOPまた、当シリーズで繰り返し述べてきた『⭐️立ち寄り思考』であることに違いはない。が、WOOPの特徴は、やる気を駆り立てる部分ではなく、その後のプロセスに着目しているところ。
つまり、『実行・継続』のプロセスだ。
やる気に満ち溢れて何かを始めても、すぐにマンネリ化したり、挫折をしたりしてしまうことも多い。
そんな時に、WOOPの4つの視点は、『実行・継続』を支えるエネルギーをくれる。
私たちは頭の中で漠然と「英語ができるようになりたいなぁ。」「TOEICでいい点数を取りたいなぁ」と考えている。この漠然さがヒューリスティクスだ。このWOOPの強みは、特にOutcomeとObstacleにあると考えている。
『立ち寄り思考』できちっと思考を打ち出して考えることで、次のようなbefore/afterが起こる。
❌Before
『なんかええよな』『できたらええなぁ』
『でも、なんかやりたくないな』『なんとなく今じゃない』
✅After
『〇〇(明確なOutcome)だからいいよな!本当にそうよな!やりたいよな!』
『そっか。××(明確なObstacle)があるから、やる気が起きないんだ。これを無くすためには・・・』
結局、書き出すということは、脳みその横着思考を強制停止し、漠然とした思考を『取り扱い可能な』ものに変換する。だから、不安もやる気のなさと上手に付き合えるように成る。
全ては、本シリーズの最初の記事に書いた原理に集約される。
私自身、「不安は紙に書き出したらいいよ」なんてアドバイスを幾度となく受けてきた。でも、こういうメカニズムを教えてもらえなかったので、私みたいな理屈家にとっては、すぐに受け入れられなかった過去がある。
けれど、ヒューリスティクスや心理学的バイアスについて学べば学ぶほど、紙に書くことが、人間の思考特性をコントロールするのに一役も二役も勝っているということに気づけた・・・。本当に効果が高い。
最後におさらいする。
WOOP
W(願い)・・・「おい、そういえば、なぜ、それをやりたいと思ったんだ?。どこに情熱を燃やしていたんだ?」
O(結果)・・・「どんな状態になりたいの?その行動はどこにつながっているんだ?」
O(障害)・・・「何が不安なんだ!?何が邪魔なんだ?」
P(計画)・・・「で、どうすればいいか考えてみたのかよ?不安なまま閉じこもってんじゃねぇ。書き出せよ。」
⭐️WOOPとIf-then planning
ちなみに、このPの部分に関しては、DaiGoさんをはじめとして、様々な方々が”If-then planning”を推奨している。これについては、こちらの記事でも軽く触れている。その他ネット上にたくさんノウハウが載っているはずなので、興味があればぜひ調べていただきたい。
⭐️Obstacleの書き方について
Obstacle(障害)の捉え方については、特に気にせず書けばいいが、”Define the Fear”という方法とコラボさせるとさらに面白いことになる。
次回は、この”Define the Fear”という方法について紹介したい
最後までお読みいただきありがとうございました‼️ 少しでも読者の方に貢献できたなら、「スキ」をして激励してやってください。これからも頑張ります。
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