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受動的にコンテンツを消費する恐ろしさー好奇心を武器にする

みなさま、こんにちは^^
お盆休みで街がいつもより閑散としている気がします。わざわざお盆に帰ろう!というほど、実家が遠方ではなので、家でまったり。田舎のおばあちゃんの家に帰るみたいなのが羨ましく思ったりします。故郷っていいよね。日本の田舎って、縁もゆかりもない場所でも懐かしさを感じるから不思議です。


情報があふれる現代、私が感じた危機感

突然ですが、皆さんは日々入ってくる情報をどのように受け取っていますか?特にSNSの普及で、私たちの生活には日々、膨大な情報が流れ込んできています。しかし、膨大な情報にアクセスできる便利さの一方で、何も考えなくても情報が入ってくる生活。今回は、受動的にコンテンツを消費することに対して、私が感じた危機感についてお話したいと思います!自分への戒めも込めて!

分かったつもりの不甲斐ない経験

ちょっとお堅い例になりますが、コロナ禍以降の数年で急激な円安が進み、為替に関するニュースに世の中が敏感になりましたよね。私も貿易の仕事に携わっているので、円ドルの乱高下には未だに一喜一憂しております。

そこで、よく目にするようになったのが、"米FRB 〇%の利上げ決定、止まらぬ円安"(イメージですっ)等の見出し。この記事を見た時に、利上げ=円安方向に為替が動くんだということは分かりますよね。私も、数年前までは、へぇ~利上げしたら円安になるんだな、くらいにしか思ってませんでした。しかし、なぜ利上げするのか、なぜ利上げしたら円安に振れるのか、利上げすることで何が変わるのか、そんな疑問を抱えながらも、調べてもよくわからないしな~というままに受動的に表面的に理解したつもりでいました。今考えたら絶対ダメだと分かるのに~~~、その時の私はそれで"ちゃんと"分かったつもりだったんです。怖いですね。
もちろん、その程度の理解では、仕事でお客さんから質問をされても満足のいく回答なんて出来るわけもなく、、、そこでやっと、なぜ?を解消しようと思うようになりました。

受動的に情報を受け取る恐ろしさ

受動的に情報を受け取る恐ろしさって、表面的には理解したつもり、知ったかぶり?みたいな状態になってしまうことだと思うんです。何となく、それっぽいワードだけで物事を理解して、その情報が正しいかどうかも、その情報の重要性もあまり理解できないままに、情報の取捨選択や比較もできない。
興味があることに踏み込んでいくのは簡単ですが、興味がないことにもいかに興味を持つことができるか、それがとても大事だと感じています。もちろん、とても体力を要することですが、そこを一歩踏み込むことで見える世界が全然変わってきます。

一歩踏み出すことで見える世界

私も、仕事で不甲斐ない思いをしたことをきっかけに、面倒だと思いながらも勉強を始めたところ、色んなニュースの因果関係がわかるようになって意外と楽しい?!もっと知りたい!と思えるようになっていきました。何も知らないから、理解ができない、興味を持てなかっただけだったんです。

今回の例は経済の話でしたが、例えば、美術館に行くにしても、その作品や作者のバックグラウンド、時代背景を知るだけでだいぶ面白くなる。ただ、この絵が素敵だな、斬新だな、で終わらせずに、好奇心を駆り立てて更に深堀りすることで、見える世界が全く変わってくると思います。一歩を踏み出すことで、理解の幅が広がって、より多面的に物事を捉えられるようになります。意外にも興味のなかったことが、自分の興味のあることに通ずることもあったり。新しい出会いに繋がることもあるなと感じます^^

この記事を書いたワケ

実は、この記事を書いたきっかけは、日本の若者の無関心さが、たまにとても心配になることがあるからです。私も未熟な20代で、とても人のことは言えません。でも、この言い知れぬ無関心さに悲しくなることがあります。
20代なんてみんなこんなものなのか、声をあげてもムダだと思っているのか、分かりません。が、ちょっとでも外にアンテナを張ってくれる人が増えたらいいな、知ることは楽しいことなんだよ、という私の思いでした。

余談

金融についての理解を深めるのに今読んでいるのが、田渕直也さんの本です。記事内でお話した為替の動きに関するお話もあります。投資や金融に関する誤解について、多面的にわかりやすく説明されています。Kindle Unlimitedに登録されている方は無料で読めますのでぜひっ!

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