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【セルフコンパッション】自分に思いやりをもつとは。自分で自分を支える力を養う

こんにちは。


ピアノ講師、メンタルコーチの「One Heart」です。


今日は、「ご自愛(セルフコンパッション)」に関するnote。


ご自愛(セルフコンパッション)とは、自分自身に対して優しく接すること。


失敗や困難に直面したとき、自分を批判したり非難したりするのではなく、思いやりをもって自分に接するということ。


セルフコンパッションの高い人は、自己批判や自己否定の気持ちが少なく、自分の弱さ、不完全さを自然に受け入れる力を持っています。


こうのような人たちは、失敗や逆境に対しても、自分を責めることなく、むしろその経験を成長のチャンスととらえることができる人だと思います。


年末の慌ただしい時期だからこそ、いま”ご自愛”をもう一度考える機会として、このnoteを最後まで読んで、ぜひご自愛実践してもらえたら・・・と思います。


今回は、セルフコンパッションの高い人の特徴や自分を思いやるための実践方法、セルフコンパッションが高いことのメリットについて書いていきますね。


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ご自愛(セルフコンパッション)の高い人の特徴って、どんな人かわかりますか?


きっとみなさまも、身近な誰かの姿を思い出すかもしれません。


セルフコンパッションが高い人の特徴をいくつか考えてみますね。


1. 自己批判よりも自分を理解する力がある

セルフコンパッションが高い人は、うまくいかなかったときも「どうしてこうなったんだろう?」と、自分を批判するのではなく自分を理解しようとします。

失敗を責めるということは、気分が落ち込みやる気も失わせてしまいます。

セルフコンパッションを持つ人は、「これも成長のための学びなんだ」と、優しく自分に寄り添うことができます。

そして、前向きな気持ちを取り戻し、また前に進む力を持ち続けるんです。


2. 失敗しても、自分を励まし続けることができる

わたしたちの誰もが失敗を経験するものですが、セルフコンパッションの高い人は、失敗した自分を責めるのではなく、「よく頑張ったね」と自分をねぎらうことができます。

失敗を、ただの挫折ではなく、次の挑戦に向けたステップだと捉えることができる人、だということ。

そして、「次はどんなふうに改善できるかな?」と、前向きに考えます。

こうして再挑戦するためのエネルギーを、自分の心の中から引き出すことができるんです。


3. 自分の感情を素直に感じ取り、受け入れる

セルフコンパッションの高い人は、自分の感情に正直でいられるんです。

悲しみや落ち込みといったネガティブな感情が湧いてきても、それをムリに抑え込もうとはしません。

むしろ、その感情に「今のわたしはこんなふうに感じているんだね」と優しく寄り添うことができます。

そして、その感情の奥にどんなメッセージが隠れているのかをじっくりと探り、そこから次の一歩を見つけていくことができるのです。


4. 人間関係でも、他人に対して共感を持つことができる

自分に優しくできる人は、自然と他の人にも優しくなれるんです。

セルフコンパッションの高い人は、人と接するときにも共感と思いやりを忘れません。

たとえ相手が失敗しても、「それも経験の一部だよね」と温かいまなざしで受け入れ、励ますことができます。

そして、相手が悩んでいるときも、ただ寄り添い、理解してあげることができるのです。

こうした優しい気持ちは、実は相手だけでなく、自分自身の心も温めてくれるんですよ。


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セルフコンパッションが高いと、私たちの心にどんな変化が起きるのでしょうか?


次に、セルフコンパッションが高いことのメリットについて、お話しさせていただきますね。


1. ストレスを感じても、気持ちが安定している

セルフコンパッションを大切にしていると、つまずいたときや心が折れそうなとき、自分を責めるのではなく、そんな自分を優しく励ましてあげられるようになります。

そうすることで、ストレスを感じる場面でも、穏やかな気持ちを保つことができるようになります。

何かがうまくいかなかったとしても、「大丈夫、これも経験だよ」と自分に寄り添えるので、前向きな気持ちでまた歩き出ることができるんです。


2. ありのままの自分をもっと好きになれる

セルフコンパッションが高まると、長所も短所も含めて、ありのままの自分を受け入れられるようになっていきます。

「これでいいんだ」と、ふっと肩の力が抜ける瞬間が増え、自己肯定感が自然と育まれていきます。

自分を大切に思う気持ちは、そのまま自信へとつながり、他の人とも良好な関係を築けるようになりますよ。


3. 人とのつながりがもっと温かく、穏やかになる

セルフコンパッションを実践していると、自分に優しくできる分、他の人にも優しく接することができるようになります。

誰かのちょっとした失敗や短所にも、以前よりも寛容に、温かい目で見守れるようになるんです。

そして、相手に感じるその温かさは、あなたとの信頼関係をより深めてくれるでしょう。

お互いが心からリラックスできる、そんな素敵なつながりが増えていくと思います。


4. やる気が湧いてくる

セルフコンパッションを持っていると、うまくいかないことがあっても「また次に挑戦しよう」と、前向きに考えられます。

完璧じゃなくてもいいんだ、という安心感が、長く続ける力になります。

だから、目標に向かって進むことも、焦らず、楽しく続けられるんです。


5. 心が軽く、明るくなれる

セルフコンパッションが高まると、自己批判や過度な不安にとらわれにくくなり、心の中が穏やかで安定していきます。

自分を厳しくジャッジすることから解放されると、心の中にスペースが生まれ、毎日がもっと穏やかで心地よいものに感じられるようになります。


6. 新しいことにワクワクしながら挑戦できるようになる

セルフコンパッションを持っていると、たとえ失敗しても「大丈夫、これも学びだよ」と自分を励ますことができるので、新しい挑戦を恐れずに進んでいけます。

心に優しさを持つことで、未知の世界に対しても、楽しみながらチャレンジしていく勇気が湧いてくるんです。

創造力も広がり、思いもよらないアイデアが浮かぶこともあるかもしれませんね。


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特に、ふたつめの『ありのままの自分をもっと好きになれる』という点は、人としてとても恩恵のあることだと思っています。


なぜかというと、自分のすべて(好きなところも嫌いところも)を受け入れることができると、相手に対しても同じように受け入れられるから、です。


これは3番目の『人とのつながりがもっと温かく、穏やかになる』という点につながってきますよね。


その他、6番目の『新しいことにワクワクしながら挑戦できるようになる』も、未来が明るく照らされることになるので、恩恵の深いことだと思っています。


セルフコンパッションを高めていくと、自分にとってもまわりにとってもいいことづくしなんですよね。


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ではここからは、わたしも実際にやっている方法をご紹介します。


毎日の積み重ねで、だんだんと身についていくので、一日二日では達成できませんが、プロセスそのものを楽しみながらやるとちょっとした成長に気づいた時、自分のことを好きになっているのかもしれません。
(ピアノの練習と似ていますね)


自分を思いやるためにやっていること

1. 自分の内なる声に気づくこと

困難な状況に直面したとき、心の中ではどんな声が聞こえてくるでしょうか?
ご自分の心に聞いてみてください。

もしかしたら、「また失敗しちゃった」「自分は本当にダメだな」と、自分を責めるような言葉が響いていませんか?

まずは、その声に気づくことから始めましょう。

その声を、意識して優しい言葉に変えてみるんです。

「今は辛いけれど、こんな時もあるよね」「大丈夫、誰だって失敗することはあるから」と、自分自身を温かく励ます言葉を心の中に届けてみてください。


2. 呼吸を使ってリセットする

もしストレスや自己批判の嵐に飲み込まれそうになったら、まずは深呼吸をしてみます。

深くゆっくりとした呼吸は、心と身体をリセットしてくれます。

その瞬間、心の中で「今は苦しいけれど、この瞬間も必ず過ぎ去るよ」と、自分に優しく語りかけてあげましょう。

呼吸とともに、心の重さが少しずつ軽くなっていくのを感じてみてくださいね。


3. リセット・タイムをつくる

忙しい日常の中で、心が疲れたと感じたら「リセット・タイム」を取ってみましょう。

ほんの数分、自分に優しく接するための時間です。

今感じている感情に気づき、「今は確かに辛いけれど、こんな気持ちを抱えるのは人間として自然なことなんだ」と、自分をそっと認めてあげてください。

その瞬間、心の中に小さな穏やかさが戻ってくるはずです。


4. 自分の今の気持ちをノートに書く

今感じている気持ちを、心の中だけにとどめて放置してしまうと、それがどんどんふくらんでしまいます。

ネガティブな気持ちがわいてきてどうしようもなくなったら、ノートとペンを用意して、今の気持ちを文字にしてみましょう。

誰にも見られることのないノートなので、なんでも好きなように書けばOK。

書くと頭の中がスッキリするので、少し気持ちがやわらいでいることに気づくでしょう。


✧˙⁎⋆書くってほんとにすごい。
今の時代は、パソコンやスマホでメモもできるし、アプリでスケジュール管理もできるんだけど、あえてアナログ・・・。
多分世間一般の”成功者”といわれている方たちは、”書く派”だと思う。
書くことで頭の中が整理されるから集中力がアップするの。
お時間あったら読んでみてくださいね。



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セルフコンパッションを持つことの大切さ


自分に思いやりを・・・。


これは心の健康にとって、とても大切なこと。


ついわたしたちは、自分に厳しくなりすぎてしまいますよね。


でも、その厳しさは心に大きな負担をかけて、知らず知らずのうちに疲れてしまうんです。


もしもっと自分に優しくできたら?


ストレスや困難な場面に直面しても、心が安定して、前向きに乗り越える力がわいてくるはず。


セルフコンパッションは、そっと背中を押してくれるようなもの。


わたしたちが自分をいたわることで、心に余裕がうまれて、自然と自信も深まり、成長していけるのです。


だからこそ、まずは少しずつでも、自分に優しい言葉をかけてみませんか?


日々の中で少しずつ、自分に「よく頑張ってるね」「大丈夫だよ」と優しく語りかけることを、ぜひ試してみてくださいね。


たとえ小さなことでも、自分を思いやる意識を持つことで、心はもっと穏やかに、そして強くなっていきます。


今日も”愛”あふれる一日をお過ごしくださいませ。

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One Heart
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