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新しい視点を持つ。

こんにちは。

ピアノ講師であり、
メンタル心理ヘルスカウンセラーとしても活動しています、
「One Heart」です。

今日は、新しい視点を持つ
ということについて書いてみたいと思います。

「新しい自分」を見つけるとは、
「新しい視点を持つ」ということからつながってくるのではないかと感じています。

見方、捉え方、ということ。

例えば、「怪我をした」というできごとが起こったとします。

一時的に松葉杖になり、
歩くのが困難になってしまった状態。

こんな時人は、
「なんで私だけこんな目にあうの?」と嘆く。

でも新しい視点で見ると、
「たまにはゆっくりしなさい、ってことね」
「ゆっくりする時間を与えられたんだ」などの
視点でものごとを捉えることもできます。

普段どんな思考パターンをもっていますか?

いつも同じ反応を繰り返している私たち。

この思考パターンを繰り返している以上、
新しい自分にはなれない。

自分を客観視することが大切。

何かできごとが起きた時、
どんな反応をしているのか観察する。

いい方向に捉えるのか、
悪い方向に捉えるのか・・・。
(本質的にはいい、悪いもないのですが)

どう捉えるかで現実は大きく変わってくると思います。

わたしはピアノ講師ですので、
ちょっとピアノを例に書いてみたいと思います。

ピアノの練習で、
「私はどうせうまくなれない」と
思いながら練習していても、
うまくなれるはずがない。

過去の練習の経験から、
うまくなれない自分というイメージを創ってきてしまったのでしょう。

向上心をもって取り組む。

ちょっとの失敗で諦めない。

失敗は成功のもと。

失敗した時の周りの対応もとても大切です。

うまく弾けなかったからと言って、
親がここぞとばかりにダメ出しをしてしまうと、
子どもはどんどんやる気をなくしてしまいます。

うまく弾けなかった原因を一緒に考え、
次は同じ失敗を繰り返さないように解決法を考える。

本人のモチベーションは、本人のものですが、
周りのフォローも大事な要素になってきます。

たとえ失敗しても、
精一杯頑張った自分を褒めてあげよう!などと
言ってあげると励みになりますね。

自分(相手)を責めるような言葉はなるべく言わない。

自分だって、言われたくないし・・・。

親が子どもにかける言葉のチョイスも
思考パターンからきています。

またピアノを例にあげると、
親自身がピアノに対する自己肯定感が低い場合、
子供の失敗を「頑張りが足りない」などと言ってしまいがちです。

親自身も、ピアノで成功体験が少なかったせいで、
その気持ちを相手(子ども)に映し出しているのです。

最近生徒から聞いた話ですが、
来年から部活を始める子が親からもらったアドバイス。

「音楽系はやめといたほうがいいよ。
だって、お母さんもやったけど練習が大変で結局1年でやめたから。」
と言われたから運動系にするそうです。

自分は自分、子どもは子ども。

親は音楽系の部活が合わなかったかもしれませんが、
子どもはわかりませんよね。

可能性に限界がない、という前提があるのなら、
やってみる、という経験はとても貴重なものになると思います。

他人にどんな言葉をかけるか、
とても大切です。

会話の中のひとつひとつの言葉には、
その人の思考パターンの断片が刻まれています。

もっと痩せなきゃ。
ちゃんとしなくちゃ。
時間がなくて・・・。

ほんのちょっとの言葉でも、
相手の思考がわかってしまう時があります。

人は、自分の頭の引き出しにある言葉しか話さないから。

自分の頭の中の世界(フィルター)をとおして、
この世界を見ている。

わたしたちがこの世で生を受けているのは、
「自分を知るため」です。

今日も”愛”あふれる一日をお過ごしくださいませ。

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