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「昨夜のカレー、明日のパン」を読みました。

木皿泉さんの「昨夜のカレー、明日のパン」を読んだ。

人生には別れがつきものだ。
旦那さんを亡くした女性、息子を亡くした義父との生活が描かれている。
それぞれが悲しみを抱えながら、それでも与えられた今をできるだけ前向きに生きようとしている。

大切な存在を失うことは辛い。
それこそ、生きる意味なんてわからなくなってしまいそうになる。

けど、同じ悲しみを抱えてくれる誰かがいる。
それだけで少し心が温かくなり、まだ生きてみようと思える。

人と繋がって生きていく。
繋がりの中にしか、生きる意味なんてない。

側にいる人を大切に、与えられた今に感謝しながら生きていこうと思えました。

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