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そっか。人生ってゲームやん。〜「ロングゲーム」を読んで感じた3つのこと〜

ドリー・クラークさんの「ロングゲーム」を読んだ。メンタリストDAIGOが推薦していて知った本。

結論。読んでよかった。
人生について深く考えるきっかけをくれたし、今自分が満ち足りないのはなぜかを少し理解できた気がする。これから人生という長い長いゲームをプレイしていくのが、楽しみになった。


①人生とはゲームだ。楽しむためにある。

正直、この本の大サビはタイトルに既に書かれている。

人生とはゲームなのだから、楽しんでいこう。以上。

この事実を、私たちはすぐに忘れてしまう。
ゲームという気楽さがないから、仕事や家庭の責任に追われ、心を病んでしまう。

これはゲームなのだ。楽しむためにあるのだ。
ゲームなんだから、無理してまでやる必要はない。もちろん、楽しむために己を高める。その前向きな痛みは歓迎すべきものだ。

だけど、ゲーム自体を楽しめなくなるほど、自らを痛めつけては元も子もない。
本書では冒頭から「余白」を持つことの大切さを述べている。

人生は楽しむためにある。
このゲームを楽しむために、もっと図太くなっていい。余裕を持って、鼻歌でも歌いながら気楽にプレイしていこう。


②人生というゲームを楽しむコツは、「意味」を求め続けること。

人生とはゲームだ。
このゲームの落とし穴として、「他者との比較」ってのが存在する。

そもそも、私がプレイするのは私の人生であり、あの人の人生ではない。
だけど、どうしてもあの人の人生を羨んでしまう。あの人のゲームの方が楽しそうだなとか思って、自分の人生がみすぼらしく感じられる。そしてコントローラーを投げ捨てる。

私たちが見るべきはどうでもいい他人の人生なんかじゃなく、自分がどう感じているかだけだ。自分は何に意味を感じるのか、何を大切にしているのか。
意味から導かれるゴールを設定するからこそ、そこに向かう日々に彩りが生まれる。

幸せになるためにやるべき第一歩は、ノートに自分の感情を書き連ねることだと思う。日々忙しくすることで、私たちは自分の感情にうまく蓋をしてしまう。その方が楽だから。

自分は何がしたいのか。何に意味を感じられるのか。それは次々に変わっていくもので、移ろいゆくものだ。その都度、自問自答していく。
今、何がしたい?どう生きたい?

このゲームの攻略本は、あなたの心の内にしか存在しないのだ。


③自分のために生きる人生に意味を感じないのなら、誰かのために生きていくしかない。

私の話をしよう。

このところ、人生がつまらなかった。
それこそ、意味を感じられなかった。

決して不幸せなわけじゃない。
それなりに安定した会社に勤めて、別に誰から嫌がらせを受けるわけでもない。
趣味の読書や運動も楽しめている。余白もある。

だけどなぜだろう。満ち足りない。

本書を読んで感じた。
そうか。もう私は、自分のためだけに生きることに、意味を感じられていないのだと。

ただし、これは悲観することじゃないと思っている。なぜなら、成長の証だから。

さて、次の戦略を考える時が来た。
このゲームをこれから楽しんでいくキーワードは、「誰かのため」なのだと思う。

自己成長の喜びに興味がある。その部分は大切に伸ばしつつ、その自分を活かして今度は誰かの人生を手助けし、より良くしていく。

まずは隣にいてくれる大切な人から。
この人を幸せにすることをテーマに据えることで、人生はより意味深いものになるのではないか。

意味を感じられるものは移ろいゆく。
今、私の人生の意味は、既に外の世界へと向かっていたようだ。

【まとめ】人生まだまだ楽しめそうだし、このゲームを遊び尽くして死んでいきたい。

人生はゲーム。
その一言に、救われる。

いつかこのゲームは終わりを迎える。
ああ楽しかったと、笑ってゲームを終えられたらいい。

ゲームは楽しむためにある。
苦しむためにプレイするゲームなんて存在しない。

長い長いゲームだ。
視野を広げてみれば、こうして苦悩した日々にも確かに意味があったのだと、思える日が必ず来ると信じられる。

私は私のゲームを楽しみます。
あなたもあなたのゲームを楽しめますように。

人生はゲーム。
心に刻みながら、今日も思うがままにプレイしていこうと思います。

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