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臍の緒のような、僕に生きる栄養をくれる人間との繋がり。〜「つるかめ助産師」を読みました〜

小川糸さんの「つるかめ助産院」を読んだ。

人を救うのは、人との繋がりでしかない。
そう思い知らされる。

赤子と母の臍の緒が繋がるように、私たちは誰かと関係を繋いでいく。

きっといつまでも、1人で生きていける時なんてやってこない。
臍の緒を切って、人間関係という栄養が遮断された中では、きっと苦しくて息ができない。

それでいい。
私は弱い。1人で生きてなんていられない。
その自覚が、開き直りが、より良い人間関係を結ぶきっかけとなればいい。

人と人とが繋がる人生。
苦しくも素晴らしいよなと、思い知らせてくれた一冊だった。

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