みんな苦しいんだ。みんなに幸が訪れて欲しいんだ。 〜「荒地の家族」を読みました〜
佐藤厚志さんの「荒地の家族」を読んだ。
被災地で生きる人たちの苦しみや葛藤が描かれていて、心がギュッと苦しくなった。
でもその苦しみは、どこで生活する誰しもが抱えているものかもしれない。被災地に関わらず。
苦しみを抱えながら、ただ今日を生きる。
仕事に没頭したり、時には酒に逃げたりして、どうにか日々と折り合いをつけながら生きていく。
どこで生きている人たちにも、幸せが訪れますように。
そう祈らずにはいられない。
まずは身の回りの人たちを大切にすることからはじめてみよう。
この人も何か苦しみを抱えながら生きているのかもしれない。
そんな小さな想像力の積み重ねが、人生を豊かにしてくれると信じて。
今日もただ生きよう。皆に幸あれ。
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