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政治の批判するならこれくらいの小説書く覚悟を持ちな?〜「もしも徳川家康が総理大臣になったら」を読んで〜

「もしも徳川家康が総理大臣になったら」を読んだ。

政治を批判する私たち。
だけどその声は届くはずもない。

この小説はどうだろう。
歴史上の偉人が総理大臣や政権を担うという斬新な設定で、そこと比較して現在の政治の足りない部分を的確に指摘していく。
ただ不平不満を述べているだけの私たちとは違う。

小説の力を感じた。
ただの愚痴も、文学に乗せてしまえばそこに宿る重みが違う。

理想の社会。思い通りにはならない世界。
その上で、どうあるべきか。
正解なんてわからない。
だけど、しっかりと自分の意見を持ち、発信しよう。

小説ってすごいな。
そう思わせてくれる一冊だった。

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