生きたいように生きたい。 〜「星を編む」を読みました〜
凪良ゆうさんの「星を編む」を読んだ。
人生について考えさせられ、また隣で共に生きてくれる人がいる奇跡に改めて感謝を感じさせてくれる物語だった。
きっと、人生の選択に正解などない。
どの道を選んだとしても、あの時ああしておけばという感情は拭い取れないかもしれない。
だからこそ、好きに生きていい。
好きに生きるしかない。
自分が信じた道を、これだと思う道を、信じた人とわかり合おうとする努力と共に、日々進んでいくしかない。
正解などないけど、最後には全てが正解だったと思える日が来るものかもしれない。
物語の登場人物たちがそう教えてくれる。
人生に翻弄されながらも自らの生を全うしようとし、その時間の中で様々な何かが絡み合っていき、なるようになっていく。
ハッピーエンドで終わるとは言い切れないけど、最後は結局いい感じに落ち着いていくのが人生であると信じて生きていたい。
どう生きようが、私たちの自由だ。
選択肢は多い方がいい。
その都度手札から最良の一枚を選び抜き、自分を信じて生きていくしかない。
どんな苦しみに打ちひしがれても、それでも人生は続いてしまう。
自分だけではないと、あの人だって何か苦悩を抱えているかもしれないと想像力を働かせて、他人を少しだけ思いやって生きれたらいい。結局、人と繋がって生きていくしかない。
ただ生きている。
生きていれば、何かが少しずつ、確実に変わっていく。
ある日突然大きな変化が訪れることもある。
変わっていく。だから人生は面白いし、まだ生きていようと思える。
変化が前提で、正解などないこの人生。
あてにするのは、自分の直感であり心の声であり、「こう生きたい」という思いでしかない。
私はどう生きたいか?
明確には言葉にできないけど、せっかくだから、人生を楽しみたい。
これからも、旅を楽しもう。
色々あって、何とかなる。
きっと人生は素晴らしい。
人生を前向きに生きようと思える、素敵な一冊でした。
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