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「木洩れ日に泳ぐ魚」を読んでなんかエモくなった話。

恩田陸さんの「木洩れ日に泳ぐ魚」を読んだ。

エモい。
アパートの一室で別れを控えた男女の会話が繰り広げられるのだけど、その言葉がいちいちエモい。おしゃれ。

木漏れ日のように、文学を燦々と浴びた気分。
心地よい。なんだか自分が崇高な人物になれた気になる。


その上、本書にはミステリー要素も含まれていて最後まで飽きさせない。
読者の腕が凄すぎる。単なる純文学で終わってもいいのに、そこに一味加えてくれる。

おすすめの一冊です。
なんだか良い気持ちになりたいなって人。
手に取ってページをめくってみてください。
おしゃれな気分に浸ってる、あなたに出会えるはずです。

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