日日是好日
こんばんは。むらやましゅんです。
先日、見た映画に感動しました。
【日日是好日】という映画です。
2018年に亡くなった樹木希林さんの遺作です。
この映画を見て「日々の過ごし方」を改めて考えるきっかけになりました。
あなたは”日日是好日”の意味を知っていますか?
僕がこの言葉に出会ったのは小学4年生の頃です。
大きな額縁に入った立派な字が書道教室の壁に掛けられていました。
意味も知らなかったあの頃から約10年経った大学2年生のある日、就活関連の記事で目にし、意味を調べました。
禅の言葉で”毎日が素晴らしい”という意味です。
この言葉の解釈は様々あるようです。
例えば、「毎日が良い日となるよう努めるべき」や、
「そもそも日々について良し悪しを考え一喜一憂することが誤りであり、
あるがままを良しとして受け入れるのだ」とする解釈です。
僕の中でしっくりきた解釈は「起きた事象に対して良い悪いという自分のモノサシで物事を捉えるのではなく、起きた事象をあるがままに受け入れること」です。
自分が悪いと思った出来事はどこかの誰かにとって、
良い出来事かもしれないです。
例えば、「雨」
一般的に雨が降ると、天気の悪い日と言われます。確かに雨で洗濯物が干せない、服が濡れる等、雨で困ることが多いと思います。
しかし、雨は私達の飲み水になり、作物を育てる天の恵みでもあります。
同じ雨でも受け取り方の一つで良くもなり悪くもなる。私達の思う良し悪しは、簡単に別物になってしまう脆弱なものです。
僕は自分のモノサシで身の回りの出来事を良い悪いと測り、
勝手に一喜一憂していました・・・
その時は、そうするしかなかったです。
今でも一喜一憂することはありますが、
「日日是好日」の考え方を持ってから少し楽になりました。
良い悪いで判断するのではなく、かけがえのない一瞬一瞬の中で起こる出来事に楽しむことができたら幸せな人生だと思います。