おうちおせち
明けましておめでとう御座います。
旧年中は大変お世話になりました。
本年はより果たすべき貢献に焦点をあてて、一つずつ丁寧に伝えることにこだわり、時を重ねていきたいです。今年もどうぞよろしくお願いします。
年末から台所に篭って仕事をするのが、とても手応えがあって、誰かの笑顔を作る機会があるのは本当に幸せだなぁと思います。
ありがとうございます。
#おうちおせち
#お品書き
#白味噌雑煮
海老芋・熨斗人参、大根・白菜・牛蒡・蕪
新大工平井餅まんじゅうの丸餅
#炊き合わせ
海老芋・金時梅人参・蕪・花びら蓮根・牛蒡・絹鞘・高野豆腐・南瓜
#鰤の幽庵焼 (橘湾)・酢蓮根
#黒豆 #栗の甘露煮 #紅白なます
#柿とみつばの白和え
#しめさば #手毬寿司 (スモークサーモン)
#松風焼 (ラムレーズン・胡桃)
#田作り (五島沖のキビナゴ)
#低温調理 した#合鴨ロース の燻製
#豚肩ロース のほうじ茶煮
#伊達巻 #菜花の酢味噌和え #たたきごぼう
#自家製大根の漬物 (雲仙吾妻のおばあちゃん)
#大根のムース ・いくらの醤油漬け
#鰤の刺身
若い頃に教えていただいた京都の手仕事を、仕込みをしながら反芻していると、改めて日本旅館は、訪れるお客様にとっても、そこで働くスタッフにとっても、日本文化の体験型ショールームなのだなと感慨深く感じます。また、一方で、包丁を握ると、全然思い通りにならない、自分の未熟さばかりが溢れでて、恥ずかしくも歯痒く、文化の深淵に圧倒されてしてしまいます。
年の瀬の料理、限られた時間だけれど、集中して1年を振り返ることができる、私にとっては代え難い作業療法でもありました。