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所沢市の角川武蔵野ミュージアムと武蔵野坐令和神社に行ってきました。

今日は以前から行きたかった、埼玉県所沢市にある「角川武蔵野ミュージアム」に行ってきました。隈研吾氏設計のミュージアムです。「石」の外観がイワクラですよね。なんといっても、館長が松岡正剛氏です。ネットで何か調べると松岡正剛氏の「千夜千冊」が出てくる。知の巨人です。↓は私の愛読書です。

三部作の1。この後、2「侘び·数奇·余白ーアートにひそむ負の想像力」、3「フラジャイルな戦いー日本の行方」と続きます。読み応えあります。

その上、大好きな荒俣宏氏の監修もありです。帝都物語、博物図鑑、妖怪他エトセトラ有名ですね。これは行かないでどうする!緊急事態宣言も解除されたのでやっと行けました。

チケットは行く前に公式サイトから予約。

壁画はふくろう。ふくろうと言えばミネルヴァ。アテネと同一視もされた知恵の神様。そしてふくろうは、記紀に出てきた飯豊青皇女(いいとよのあおのひめみこ)を思い出します。いひとよ、は古語でふくろう。青というとマリア様でもあるかも(妄想)。

天井までの本、壮観です。プロジェクションマッピングで炎が。

興味ありありな棚。ここでは購入はできず貸し出しなので、パラパラ読んだり雰囲気に浸る。

荒俣宏氏監修の骨やら石やら虫やら。まだ人もそんなに多くなく、じっくりと見られました。

俵万智さんの企画展もありました。

サラダ記念日からずっと読んでいって、なんか少し込み上げました。「女の一生」というか。才能のこととか。いろいろ。

新海誠監督の絵もありました。写真撮影OK。というかOKのところでしかもちろん撮ってません(^^;今さらながら「君の名は。」の考察もしたいんですけどね。(これは別建物ショップ内だったかも)

ところざわサクラタウン敷地内に、やはり隈研吾氏設計の新しい神社、「武蔵野坐令和神社」があってお参り。「むさしのにますうるわしきやまとのみやしろ」と読むそうです。神社名は、国文学者の中西進さん命名とのこと。ご祭神は天照大御神と素戔嗚命。言霊大神、コンテンツ神という切り口でもおまつりしているそう。御朱印も頂きました。

なぜか外見撮影忘れ。神社の天井画は、「天野 喜孝」氏の描いた鳳凰です。素晴らしかったです。そして縁起の記は夢枕獏先生。陰陽師ー!

すぐ隣の建物内に「ダ·ヴィンチショップ」という角川直営のブックショップがあります。吟味して二冊買いました。

高畑勲監督のは前から欲しかった。能も色々知りたいから。

まあホントは10冊位欲しかったけど今月は既に古川日出男著の「平家物語」(いやだって、アニメの平家物語の底本で高畑監督の推薦文もあるなんて買わずにいられようか。アニメはFODも登録した。三話まで見た!)とか他の歴史の本も買ったので我慢。積ん読も多くなってきて時間足りなすぎ。

というわけで「角川武蔵野ミュージアム」、本好きアニメ好きサブカル好きにはとても癒される空間です。

あ、この大魔人オブジェの後ろが武蔵野坐令和神社です。

お天気も良く、まったりとした1日でした。

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ささら猫
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