書評 夜の妖精 フローリー ローラ・エイミー シュリッツ 妖精が巨人の庭の生き物たちと関わっていく様が、とても微笑ましい。
映画化とかするといいと思う。
物語全体に作者の優しさが満ち溢れていた。
挿絵が綺麗
小説の世界を、この挿絵たちが補完していて
子供にもストーリーが受け入れやすくできている。
夜の妖精のフローリーが
蝙蝠とトラブルになり羽根を失い
巨人の庭に落っこちて
絶望的な生活を・・・というあらすじだが
リスと友達になり
蜘蛛にの巣にかかっているハチドリを救出するために
蜘蛛と魔法で戦ったり
ハチドリを襲おうとするアライグマとも戦います
ハチドリとの約束を懸命に守ろうとする妖精の姿が良い
そして、絶体絶命の危機に
あの蝙蝠が・・・
前半は大人しいが後半になるとストーリーに勢いが出てきて
とてもおもしろい
妖精の成長の物語
読後感はかなり良い。
2020 12/12
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