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Photo by
shinsukesugie
身体的な差で困ってしまうこと
漁業はやっぱり体を使う仕事です。
陸仕事でもそう。
座ってできる網仕事とか小魚の選別とかもあるけれど、たいていは体を動かす。
元気なときはどうってことないんだけど、私は生理の前と生理中にとっても体調が悪くなるので、ただの作業がものすごく辛い。そんな日が、月に数日間ある。
つなぎのカッパを着てるとすぐにトイレに行けないから、ナプキンを変えるのも大変。
船酔いもしやすくなる。
ものを持ち上げたりして踏ん張る瞬間ヒヤッとする(笑)
市場や船はそんなわたしたちにとって必ずしも優しいつくりにはなっていなかったりするから、夫婦船でやってきた母はきっと大変だっただろう。
全国の浜でお仕事されてる女子たち、みんなどうしてるだろう。
それから、これは性別関係なく、私は手が小さいので太めのロープや硬い網を束ねたり結んだりが難しい。
手がかじかんでるとなおさら。
手が小さい人たちの工夫が知りたい。
身体的な差で困ってしまったとき、そしてそんな自分が現場でマイノリティのとき、現状を変えるのか(変えることができる?)、適応するべきか。
'体力がある男性'が圧倒的に多い漁業の現場では、意外と困ったことが多い。
困ったことがあると頭を使うから、楽しかったりもするんだけども。