武蔵野デーリー

100年続く吉祥寺の牛乳屋がこだわりの牛乳を取り扱う「CRAFT MILK STAND…

武蔵野デーリー

100年続く吉祥寺の牛乳屋がこだわりの牛乳を取り扱う「CRAFT MILK STAND」に生まれ変わりました。さらに、これまで世に出回らなかった牧場の〝シングルオリジン〟のミルクをお届けする「CRAFT MILK'S」プロジェクトもスタート。

マガジン

  • CRAFT MILK'S

    牛乳観が一変。これまで世に出回らなかった牧場の〝シングルオリジン〟の希少なミルクや乳製品をお届けする「CRAFT MILK'S」プロジェクトです。

  • CRAFT MILK STAND

    100年続く東京・吉祥寺の牛乳屋がはじめたミルクスタンド。全国160箇所以上の牧場を巡って、牛乳観が一変するような牛乳を全国から毎月セレクトして販売しています。牛乳は季節によって味が変わり、牧場によって味が全くことなります。牛乳の魅力を感じていただけたら嬉しいです。

最近の記事

まだ世の中にでていなかったクラフトミルクを作る

小泉牧場の牛乳をつくりたい実は小泉牧場のある大泉学園とお店のある吉祥寺はとても近く、自転車で20分ほどで行くことができます。 全国の牛乳をあつめて販売するお店を営んできましたが、地元の牛乳を探していたところ、小泉牧場にいきつきました。 まさか23区に牧場があるなんて盲点でした。しかも、ただ東京にあるだけではないんです。小泉牧場は牛たちをとても大切に育てています。 現在、家畜を生きている間できる限りストレスなく育てようという「アニマルウェルフェア」の思想が国際的に広がり、

    • 酪農のメッカだった?東京酪農の歴史

      実は昔は東京にはたくさんの牧場があり、日本の酪農のメッカのような場所でした。 江戸時代が終わって明治になった際、武士だった人たちは一気に仕事がなくなりました。そこで彼らは西洋から入ってきた新しい仕事、酪農を始めるようになったといいます。 酪農は今でいうITベンチャーのような仕事だったそうで、武士以外にも新しい物好きだった多くの人が参入したと言います。 明治の小説家、芥川龍之介の父親や、歌人で小説家の伊藤左千夫も東京で牧場を営んでいたり、歴史的にも様々な著名人が東京で酪農

      • 23区最後の牧場「小泉牧場」

        東京・練馬区「小泉牧場」23区最後の牧場、「小泉牧場」 大泉学園駅から徒歩10分ほどの場所にあるのが、 ※東京都酪農業協同組合HPによると現在牧場は37箇所のみになりますが、23区は小泉牧場だけです。 家やアパートが密集する住宅街のど真ん中に小さな牧場があります。 昔ながらの木造の牛舎には29頭ほどの牛が飼われています。 牧場は一般開放されており、いつでも牛たちの様子を見たり、子牛たちに触れ合ったりできます。 穏やかな雰囲気に包まれており、地域に住む人たちはもちろん

        • CRAFT MILK’S MILK 先行販売スタート

          【CRAFT MILK’S PROJECT 第一弾】 CRAFT MILK’S MILK 先行販売スタート 8/31(土)11時~ @小泉牧場(練馬・大泉学園) ようやく小泉牧場のシングルオリジンミルク CRAFT MILK'S MILKが販売スタートします! 一部の方はご存知かと思いますが、小泉牧場の牧場主小泉勝さんが病気を患い入院をしておりました。 長期の入院でしたが、なんとか復活しました。 退院後、色々と議論を重ねてきましたが、ようやく今後の目処がつき、発売をス

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        • CRAFT MILK'S
          6本
        • CRAFT MILK STAND
          3本

        記事

          100年続く牛乳屋が日本一小さなマイクロ乳業メーカーに挑戦

          吉祥寺の牛乳屋である武蔵野デーリーが CRAFT MILK STAND を立ち上げてから約2年。 今までは「牛乳屋」として完成した牛乳を販売することに専念してきましたが、このたび自分たちで牛乳が製造できる工房を立ち上げ、「乳業メーカー」としても活動していくことを決意しました。 牛乳の〝シングルオリジン〟「CRAFT MILK」  武蔵野デーリーは祖父が100年前に吉祥寺で始めた牛乳屋がルーツです。その後、現代表の父・木村義之の代となり40年以上牛乳販売を続けてきましたが

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          スペシャルキャラ「CAMEL GIRL」

          去年末に、ラクダミルクを飲みたくて中東のオマーンに行ってきました。 日本では砂丘でラクダに乗ることができますが、ラクダミルクを飲むことはできません。 しかし、中東の乾燥地帯ではラクダを飼っていることが多く、ミルクもよく飲まれています。 私が尋ねたオマーン遊牧民では放牧で自由にラクダを飼っているところが多く、ラクダが至る所に出没していました。 ビーチでたむろするラクダがいれば、断崖絶壁を登るラクダまで。 飼い主になぜ飼っているかと聞くと、 「とにかく愛らしいから」と口を揃

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          クラフトミルクスタンド前の自販機で牛乳を売っているわけ

          自販機で牛乳を販売することは、店主の夢でした。 今となってはなんてことない事ですが、40年前だととても難しいことでした。 40年前は、おうちに毎日届ける牛乳配達が主流でした。 店主が子どもの頃は、大きな容器に入った大量の牛乳がトラックで運びこまれ、 その牛乳を自分たちで瓶詰めして販売していたそうです。 衛生上の問題もあり、次第に乳業メーカーが瓶詰めした牛乳を販売するようになったと言います。 その配達も激減し、今ではスーパーで買われる方がほとんどかと思います。 店主が家

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          牛乳観が一変!放牧のミルクスタンドを作りました。

          これまでの牛乳の概念を覆した、“放牧”との出会いこんにちは、「武蔵野デーリー」の木村充慶と申します。「武蔵野デーリー」は、私の父親である木村義之が代表の会社です。代表と言っても、父親1人の自営業でした。そんな会社に私も参加し、一緒に放牧の牛乳を扱うミルクスタンドを作りました。 「これが、牛乳!?」放牧の牛乳ならでは。あっさりした味わい いきなりで申し訳ないのですが、もともと私は牛乳が嫌いでした。 小学生の頃、給食で飲むぬるい牛乳のにおいが苦手で、どうしようもありませんでし

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