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20241011
秋の夜風が心地よくて気分もいい。
気分がいい理由は、今日は地元に帰って友達と会ってご飯食べてカラオケして、と遊んだからなのが大きい。
地元の唯一の友達とは、1~2ヶ月に1度、ご飯を食べてカラオケに行くという定番のコースをやっている。
人見知りで疑り深い私が、数少ない心の底から笑い合ってなんでも話せる友達で、頻繁に合うようになってからもう10年近く経つのだが、お互いに色々な苦難や試練を乗り越えてきた同志ともいえる存在だ。
他愛もない会話で腹を抱えて笑えるという人は、本当に貴重な存在だと思っている。
そんなこんなでいつもと同じパスタ屋でくだらない話からヘビーな話まで共有し合って、カラオケでお互いに好きな曲を歌い合ったりしていた。
家族と縁遠い私は、地元に帰る理由がもはやその友達と会う時くらいしかない。
数ヶ月に一度帰ってくる度に、街のちょっとした変化に(ここにスタバができたんだーとか、この店潰れたんだーとか)諸行無常を感じ、変わらない景色を見ては、感傷的な気分になって懐かしんだりしている。
でも今日は仕事終わりに直接地元に向かったのだが、なんだかいつも降りる駅を通り過ぎて目的地に向かう道中、あぁ、なんかこの下っていく感じが今の自分の気持ちとは正反対だなぁ、と思った。
個人的には来年中に都内に引っ越す予定なので、その上京したい気持ちと地元に戻っていく自分との乖離を感じたというか、あぁ、なんかもう暫く地元はいいかな、という気分になったのだ。
これは今までにない変化だったように思う。
とはいえ、今の家から地元までは電車1本で行けるしそこそこ便利なので、たまには顔を出しに行くとは思うんだけど。
そうそう、友達の誕生日が近かったので、カラオケ館のクーポンでチョコレートパフェが無料で貰えて嬉しかったな。(友達はダイエット中ということで、私が殆どたいらげた)
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久しぶりにハッピーバースデーの歌も歌わされたりして、まぁたまには祝うのも気分がいいもんだな、と思った。
学生の頃は、散々人間が嫌いだの私に関与しないでくれだの思って暗黒な気持ちになることも多々あったが、今こうして振り返ってみると、むやみやたらに友達を作ってこなくて良かったな、とも思った。
本当に気心の知れた友達が数人いればいい。
カネコアヤノ「燦々」の歌詞に"自ら選んだ人と友達になって"とあるが、まさにそういう人生を歩めているんだな、とちょっと自分が誇らしくなった。
私は私のままで、今日も生きるぞ。