な・なんと!『音』をプラスすると『睡眠学習』の効率UPしちゃう♪
こんにちは、スタッフの長野です。
多忙な友美さんにかわりまして、新月発行のメルマガのバックナンバーより代理でnoteにアップさせていただきます。
どうぞお楽しみください!😊
【睡眠学習には、ノンレム睡眠!】
「寝ている間に学習してしまう」
という、なんとまぁ~
素敵な学習方法(*^^*)
睡眠は、記憶や学習を固定し
学習成績を上昇させ
記憶を抽象化させることが
マンチェスター大学の
Jakke Tamminen教授のチームにより
明らかになっています。
この時に大事なのが
レム睡眠よりも
ノンレム睡眠がとても大切。
◎ レム睡眠
眠りが浅く夢を見る状態。
主に体を休める眠り。
◎ ノンレム睡眠
浅い眠り~深い眠りまでの
睡眠状態があり
交感神経など
主に脳を休める眠り。
浅いノンレム睡眠は、
現在の記憶と過去の記憶を
結合してくれるので
嫌~な記憶も
消去してくれるといわれます。
『睡眠学習』の研究は
今までもたくさんありましたが
『睡眠学習』+『音』
ノースウエスタン大学神経科学者
Paul Reber教授やKen A Paller教授により
音を組み合わせることで
学習効率をさらに高めることに成功!
【テーマに合う『音』を聴いて効果UP!】
情報と関連した音を
睡眠中に聴くことで
記憶の定着を
強化してくれる
というじゃないですか。
通常は、
意識下において
何か月もかけて
ゆっくり記憶は
定着していくんです。
『無意識状態』の脳は、
高速で一式の記憶を
組み立てることが
可能になるとのこと。
無意識のチカラ、
やっぱ凄いですね(*^^*)
【実験の内容は・・・】
ピアノのメロディーを
どのように弾くかを示した
12個の鍵盤の図解を2つ見せ
練習をしてもらい
その後、90分の仮眠。
仮眠をとっている間に
図解の1つのメロディーを
4分間に渡り
繰り返し静かに流す。
結果
睡眠中に流したメロディーを
演奏できるようになる被験者が
4%上昇したとのことです。
メロディーを聴いている最中の脳は
手先を動かしたり
歌を歌う部分が活動しており
ノンレム睡眠の間に
音楽を再生することは
記憶の定着に影響を及ぼすと
実証されたんです。
【睡眠学習中は、睡眠紡錘波の活動がみられた!】
睡眠紡錘波とは
ノンレム睡眠の脳波にみられる
12~14Hzの波。
記憶が、特定のタイプの音と結びつく限り
音は、脳の再活性化を促し
以前に得た情報を
強化するようになるんです!
【外国語を覚える時に良い~】
例えば、言語習得に使えます。
外国語を習っているのなら
その言語を睡眠中に聴くことで
記憶を定着し高めれるのです。
授業中にならったことを記憶するのなら
その授業を録音をし、
夜に再生して眠るのもおススメ
と教授が論述していました(*^^*)
実は、
本日よりドイツ語を習う村山(笑)
早速、「睡眠学習+音」に期待を
しております(*^^*)
ぜひぜひ、
何かを記憶したいとき
ご活用ください♪
参考文献)
1)Jakke Tamminen, M. Gareth Gaskell’Sleep Spindle Activity is Associated with the Integration of New Memories and Existing Knowledge’Journal of Neuroscience 27 October 2010, 30 (43) 14356-14360
2)James W Antony, Eric W Gobel, Justin K O'Hare, Paul J Reber & Ken A Paller 'Cued memory reactivation during sleep influences skill learning'Nature Neuroscience volume 15, pages1114?1116 (2012)
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