アンドレイ・イスカノフ監督の映画「ネイルズ(釘)」(2003年・ロシア)レビュー「気違いの見た夢」。
お上の命令で人を暗殺しまくった暗殺者(男)が不眠症に陥り
極彩色の幻覚を見て頭に釘を打つ。
その幻覚が延々62分続くロシアの気違い映画。
「難解」って声に「映画好き」と言えども所詮健常者の集まりと絶望。
コレは不眠症の日常であって釘を打って頭の中の雑音を止めたいのだ。
暗殺者(女)がアニメ声で萌え。
太陽の位置が刻々変化しても眠れず出社時刻が迫る焦燥感に覚え有り。
僕はうつ病で1ヶ月精神病院に入院してたから分かるけど
睡眠障害は気違いの入口なのだ。
「気違いの事,良く研究してるなあ」と感心することしきり!
頭が痛くなったり,頭の中が騒がしいと本当に釘を打ちたくなる!