大掃除しない!ミニマリストの習慣
もうすぐやってくる年末。ということは、大掃除をしなければ…!
でも、大丈夫。なぜなら、我が家は日々の掃除で手が行き届いているからだ。大掃除をしなくてすむように、日々の習慣を見直した。
そこで、今回は大掃除が不要になった我が家の工夫点をご紹介する。
来年こそは大掃除をしたくない!という方の参考に少しでもなれたら嬉しい。
1) 魚焼きグリルは使わない
キッチンについている魚焼きグリル。
なぜ、これほどにまで部品が細かいのか…。一度、解体したら最後。どこがなんの部品か、分からなくなる。プラモデルを一から組み立てるくらい労力がいるのは、わたしだけだろうか。
そのため、我が家ではフライパンで魚を焼いている。
(そもそも魚焼きグリルがついていない物件だった。)
フライパンに「フライパンで使えるアルミホイル」を敷いて、魚を焼く。シリコン樹脂でコーティングされているので、その名の通りフライパンで使える。
フライパンを汚すことなく焼けるから、頑固な油汚れと戦わずに済む。しかも、焼き加減がこまめに確認できて、意外と便利だ。
もし魚焼きグリルがついていたとしても、使わなかっただろう。
実家には魚焼きグリルがあるのだが、掃除に四苦八苦している母の様子を見て、「自分は使うのはやめよう」とひっそり決心していた。
アルミホイルはコストがかかるが、コストと掃除の手間を天秤にかけても、アルミホイルを敷いた方がストレスが少ないため、愛用している。
2) お風呂の水滴は毎日拭きとる
お風呂は湿気がこもり、水垢やカビが生えやすい。とても厄介な場所だ。
住み始めて4年、初めてお風呂の鏡を掃除した。
もう信じられないくらい大変だった…。ウロコ取りの研磨剤で、4時間も鏡をゴシゴシする羽目になった。
そんな教訓もあり、お風呂から出るときは、鏡についた水滴を拭きとることにした。身体を拭いたタオルで、サッと拭く。
水垢ができやすい天井や壁は、夫がお風呂あがりに拭いてくれる。
低い位置にあるお風呂のドアレールは、小柄なわたしがお風呂あがりに拭く。
おかげで水垢とカビは生えず、鏡はピカピカの状態を保っている。
汚れを放置し続けると頑固になる。退治する時には、専用の洗剤や道具が必要になり、掃除に莫大な時間を費やすことになる。
その日の汚れは、その日のうちに対峙する大切さを身をもって知った。
3) 月末掃除デーを決めておく
掃除は毎週末、夫と協力してこなす。
しかし中には、毎週掃除するには大変というモノもある。具体的には、ドラム式洗濯乾燥機の乾燥フィルター、掃除機のダストケースなどだ。
部品が細かすぎて週一で水洗いするのは面倒だし、だからと言って汚れを放置しておくわけにはいかない。
そこで、月末に掃除するようにした。この方法が、ズボラなわたしには合っていた。
月一だと意外にも継続できる。さっぱりとした気持ちで翌月を迎えられて、気持ちがいい。
大掃除したくないからといって、神経質になりすぎたら続かない。自分に合ったペースで掃除するズボラさも大切だ。
4) 定期的に巡回掃除する
下駄箱や洗面所下などの収納は、どうしても普段の掃除では手が行き届かない。いちいちモノを出して、拭き掃除して、仕舞うには時間も労力もかかる。
我が家では、スローペースで巡回しながら掃除している。6月は下駄箱、8月は洗面所下の収納といった具合に巡回し、場所ごとに半年に約1回のペースで、モノを見直しながら掃除している。
予定のない週末に、運動を兼ねながら掃除する。
特にキッチン下の収納はスペースが広いのと、夫もわたしも料理することから、家族で協力して掃除してみた。
家族みんながよく使う場所は一緒に掃除することで、モノの所在地が共有できるようになった。
5) 掃除が必要なモノを減らす
最後は最もミニマリストらしい工夫点で、モノは持たなければ持たないほど掃除が楽になる点だ。
食器棚やソファ、カーペット、テレビ、三角コーナーなど、自分たちの生活に不要なモノは持っていない。
以前は、キッチンマットを敷いていた。しかし、管理が大変で手放してしまった。
カーペットクリーナーでコロコロし、定期的に洗濯する必要がある。ズボラなわたしには、向いていなかった。
今は週一でロボット掃除機が床を水拭きをしてくれるし、油がはねる料理をしたら、その日のうちに念入りに水拭きをする。
本当に必要なモノだけにアイテム数を絞れば、「掃除しなくちゃ」という呪縛から解放される。
まとめ
年末はクリスマスの準備があったり、実家に帰ったり、イベントが多くてなにかと忙しい。気づいたら、大晦日になっている。
でも、大掃除が不要になると、ゆっくりと年末年始を過ごせる。実家に長期帰省するのもいいし、家でゆったりと好きなことをするのもいい。
日々の小さな掃除習慣で大掃除は不要になり、のんびりお家で過ごせる。
今のうちに、汚れはこまめに対峙してしまおう!