村上綾

小1の息子を育てながら働くワーママ。奈良のいいところを丸ごと紹介する #ナラゴト に参…

村上綾

小1の息子を育てながら働くワーママ。奈良のいいところを丸ごと紹介する #ナラゴト に参加中。ポッドキャストを配信したり、エッセイを書いたり、絵を描いたりも。 【Podcast】村上綾のおしゃべりとひとりごと Spotify、Apple Podcastsで聴けます。

マガジン

  • うらがみむらかみ往復書簡

    • 12本

    note上で出会ったばかりのふたりによる往復書簡です。

  • エッセイあつめました

    いままでに書いたエッセイの中からお気に入りをあつめました。

  • artbook

    今までに描いた絵たち。

最近の記事

デジタルアナログ今昔 #デジタルで変わったこと

2011年に今の会社に入社し、それ以来ずっと同じ部署にいる。 2016年に課長になった変化はあれども、インターネット求人媒体の求人広告の制作に携わってきたのは変わらず。 入社から今まで、日々、デジタルの進歩による働き方の変化を実感し続けてきた。 あらためて入社当時や数年前を振り返ると、数々の驚く出来事があった。過去と今を比較してみる。 ・広告制作の依頼が口頭 営業がクライアントからヒアリングした内容を対面や電話で聞いて、メモを取っていた。 今では制作の指示書がわりのツール

    • それぞれの日常 #夏の1コマ

      夏休み。小学1年生の息子は、月曜日から金曜日、朝から夕方まで小学校の児童クラブで過ごした。 私が在宅勤務のときは、通学路を途中まで一緒に歩く。 住宅と畑の間の道。畑の中に堂々と咲くひまわり。ぴんとした茎、のびやかな花びら。葉は陽の光をたっぷり浴びようと上を向いて。 身体中が生命のかがやきに満ち満ちている。 ひまわりを見ると、他の花よりも人間味を感じる。その顔にあたる部分では、まるまるとしたクマバチが羽音が聞こえてきそうなほどにせわしなく蜜を集めている。 虫好きの息子がいち

      • 息子が生きる未来のために #未来のためにできること

        「未来」この言葉を目にすれば、必ず息子が頭に浮かぶ。 子どもを産んでからというもの、未来を思うときには必ずそこに息子がいる。 たとえば10年後、私が45歳なら息子は17歳。高校生か…。自分の年齢よりも、息子の成長にばかり気が向いてしまう。 この10年、私の身長は伸びないし、歳をとるにつれて老化だの健康だの気を配らないといけない。 一方、息子のこれからの10年は植物がぐんぐん伸びるように、たくましくまぶしい。 20年、30年、もっと先の未来、当たり前なのだけれど年を重ねるだけ

        • 【うらがみむらかみ往復書簡】11通目 | むらかみ

          うらがみさんへ レンジの中にいるような(すてきな表現!)獄暑(ごくしょと読みます)が和らいだと思ったら、西日本では大型台風の接近におびえる日々です。 おどろくほどに進みが遅くて、水曜に近畿に再接近と言われていたのが、日曜になるみたいで。各地の被害がまず気になりますし、息子の誕生日が近いので、祖父母を呼んでの誕生日会を延期しないといけないかどうかの判断にも悩んでいます。 葉月の由来、知りませんでした。 葉が緑色でたくましいからかな、なんて勝手に想像していたのですが、お月様だ

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        記事

          新卒の就活で内定を辞退して、フリーターになった私が選んだ道

          新卒時の就職活動。 内定をもらって、承諾書を書き、内定式にまで出た会社を入社前に辞退し、4月、私はフリーターになった。 2009年、リーマンショックどんぴしゃの時期。 これにも自分の選択という意味で理由があるものの、短大卒ということでさらに求人は少なく、興味のある業界かつ短大卒が採用される会社は手当たり次第エントリーし、面接を受けた。 英語が使える仕事、人材会社、教育関係など、10社以上受けて、その中で内定をもらえたのが2社。 10年以上前なので今のように就職活動の情報があ

          新卒の就活で内定を辞退して、フリーターになった私が選んだ道

          【うらがみむらかみ往復書簡】9通目 | むらかみ

          うらがみさんへ 暑い日が続きますが、お元気ですか。 こんな風に書くのってお手紙っぽいですね。 書いていて時候の挨拶ってそういえば書いたことないなぁと気になり、調べてみました。 7月下旬から8月上旬には、大暑、酷暑、炎暑といった言葉を使うみたいです。 「大暑の候、いかがお過ごしでしょうか」のように? 昔からこの季節はとにかく暑いと言わずにはいられないんですね。 ただ、その当時の暑さと今の暑さだったら、絶対に今の方が格段に暑いので、酷暑以上の暑さをどう表現するのか…。 今思い

          【うらがみむらかみ往復書簡】9通目 | むらかみ

          思い立ったら即行動する理由:Podcast始めました

          思い立ったら、まずはやってみる。 少しでも気になったら、できる範囲で始めてみる。 やりながら、どうしたらいいか考える。 大学生の頃から即行動タイプではあったのですが、年々、その傾向が強くなっているような気がします。 歳を重ねるにつれて時間の有限性を意識するようになったからかもしれない。 残りの人生で今が一番若い、なんて言葉もあります。 それでも20代では平気でできたことが、30代ではできなくなっている。 あのとき、始めていれば何か違ったのかなとふと思ってしまう。 だからこそ

          思い立ったら即行動する理由:Podcast始めました

          10年前のあの日、あの頃

          2014年の11月に神戸で結婚式を挙げた。 夫と結婚して、もう10年になるのだなと改めて思う。 両親はそれこそ結婚してほぼ40年(!)になるわけだし、義両親にいたっては50年(!)もの年月を共に過ごしてきたわけで。 恐らくこの先、40年、50年と一緒にいるのか…そっか…と、リビングのソファででろーんと溶けている日焼けした夫に視線を向ける。 自分も夫もそれまで元気に生きていたいな、なんて思いながら。 10年史みたいに過去を1年ごとにまとめてみたい気もしているけれど、10年前と

          10年前のあの日、あの頃

          【うらがみむらかみ往復書簡】7通目 | むらかみ

          うらがみさんへ 往復書簡を続けてくださって、ありがとうございます。 郵便で送る手紙はまったくと言っていいほど書かなくなり、LINEでも、こんなふうに長い文章を書くことってなかなかないので、この往復書簡はわたしにとって特別なものになっています。 最近、森博嗣さんの「諦めの価値」という新書を読みました。 森博嗣さんは数えきれないほどの著書があり、小説もとても好きなのですが、エッセイや新書を通して感じる森博嗣さんらしさにも虜になっています。 その本の中に、夢の本質の話がありまし

          【うらがみむらかみ往復書簡】7通目 | むらかみ

          artbook:nature

          さざなみ 細かな波が立つように、人のこころにも波が起きる。楽しいときも、悲しいときも。時には怒りだって。 大きな波じゃなくても、こころはいつも揺れ動いているもの。 春爛漫 花々が咲き誇り、あらゆる生命が芽吹く。 光に満ち満ちた季節。 春の只中にわたしはいる。 春の光、まどろみ 今年は春のあたたかさを感じる日があまりにもわずかだった。 寒い日が続いたかと思うと、急に暑くなってしまって。 悔しいような、さみしいような、そんな気持ち。 春のおだやかな光の中で、猫みたい

          artbook:nature

          お寿司と私

          生まれたときからお寿司が好きです。 これはさすがに誇張していますが、お寿司というたべものをはじめて口にしたときから今に至るまで、ずっとお寿司をどのたべものよりも愛してきたのは事実です。 365日3食お寿司を食べ続けろと言われても、喜んで食べます。 死ぬまで一つのたべものしか食べられないとしたら即答でお寿司を選ぶ。お寿司は種類が多いので、何かひとつの寿司ネタしか選べないなら、マグロにします。なんの妄想。 スーパーのお寿司も、回転寿司も、高級なお寿司も、どんなお寿司でも大好きです

          お寿司と私

          夢宙2024 終了と今後の予定

          6月30日まで、大阪・中崎町のGallery IYNさんの企画展「夢宙2024」で絵を2枚展示していただいていました。 私は家族で29日に見に行ってきました。 写真を撮るとき、他のクリエイターさんの絵を隠すことになってしまって反省…。 撮影者の夫が二日酔いで限界を迎えていてぎりぎり状態で撮ってもらったため、構図の指定ができませんでした。理由よ…。 上の絵が見た目のとおり、「moon」。下の絵は「sparkle」。どちらもキラキラに仕上げました。 今のところ、秋まで展示

          夢宙2024 終了と今後の予定

          私が発信する理由

          結婚をしたとき、子どもが生まれたとき、子どもの入園・入学のタイミングで、自分の生活スタイルや働き方を変えたいと思ったし、変わらざるを得なかった。 今後、もし夫が転勤になれば、夫が単身赴任をすることになるので、また働き方も生活も変わる。 私は課長職として働いていて、総合職でもあるので、転勤が発生しないわけではない。 でも、夫のように単身赴任ができない。気持ちの面でも。息子を置いて一人で遠方に住みたくはない。 かといって、小学生の息子と二人で転勤先で暮らすというわけにもいかない。

          私が発信する理由

          夢宙2024 at Gallery IYN/中崎町

          5月にも企画展に参加させていただいた、Gallery IYNさん。 (前回の企画展については以下の記事に書いています。) 花飾り2024よりも前からお声がけいただいていた企画、夢宙2024。 この企画展にお誘いいただいたことでIYNさんとのご縁ができた、私の中で特別な企画です。 私は2点、出展しています。 sparkle(左)とmoon(右) どちらも「夢宙(ゆめそら)」ということばから思い浮かんだイメージを絵にしました。 sparkleにはラメをたっぷり乗せて、mo

          夢宙2024 at Gallery IYN/中崎町

          【うらがみむらかみ往復書簡】5通目 | むらかみ

          うらがみさんへ お返事、ありがとうございます。 当初予定していた4通、ものたりないというか、もっとうらがみさんのことが知りたいですし、やりとりしていたいなと思うので、5通目を書かせていただきました。 無理はせず、気が向いたときにお返事もらえたらとてもうれしいです。 郵便での手紙もLINEよりはずっとゆっくりで、待ち遠しく思いながらも、ふとしたときにやっと届くからこその喜びがありますしね。 『魔女の宅急便』、私も久しぶりに観たくなりました。 手紙にも、贈りものにも、そのひと

          【うらがみむらかみ往復書簡】5通目 | むらかみ

          息吹

          2023 アクリルガッシュ/キャンバス 歩いて、走って、スキップをして。軽やかに。 いのちが燃え躍っている。 *** 生命が力強く育つ季節もあれば、そっと朽ちていく季節もある。 四季を感じられる日本に生まれたその恵みを感じ、表現したいと思いながら、絵を描いています。