Day-61 ずっとやりたかったエクイティについて考えてみる#1
こんばんは。
学びを楽しむ探究人・masamuneです。
ずっとやりたかった〇〇についてアレコレ考えている頭のなかを覗き見するnote。
今日は、エクイティ(EQUITY)について考え学ぶ勉強会に参加しました。
以前、福祉や社会教育を勉強している時に知った言葉。日本語では、公平性あるいは公正性と訳されるのですが、日常生活ではあまり使うことがない言葉だと思います。
そこで、調べたらよく出てくる絵を見た方が理解しやすいと思うので、下の絵を見ていただきたいと思います。
今日は、この絵を見るときの着眼点について気づきがありました。
この絵は、平等と公平のちがいを伝えているのですが、箱の数に注目してください。
「3人が野球の試合を楽しむことができる」という条件を満たすために、右の絵では1つを真ん中の子に、2つを左の小さな子に割り当てています。箱は3個しかありません。たまたま、3個の箱を使うことで条件を満たせたと考えた場合、右の子が2つの箱でも塀を越えられなかったらどうしますか?という問いを立てた人がいました。
なるほど、ひとつの絵でそこまで考えるのかと。そう考えると、さまざまななケースで考えることができるな、と。
ちなみに、右の子の高さが足りない場合は、左の人が右の子を肩車すれば、条件は満たせると思います。
もうお気づきの方はいると思います。
そうです。目的のために、考えることが大事で、その目的の本質は「皆がより良くある(良い状態)になること」。
箱は手段なので、究極、箱でなくても良いのです。
エクイティを考える時には、より良くあるためにどうすれば良いのかを考えることが欠かせないことを学びました。
今書いたことは、下の絵がよく表してくれています。
「3人が野球の試合を楽しむことができる」
を叶えるために、登場人物の1人が車椅子の子に代わってますが、車椅子の子はスロープ型の台があれば、割と楽に見ることができる。
真ん中の子は箱を2つ使うことで、より見やすくなる。これでみんなハッピー!
僕は、こういうことを自然と考えられるようになることが大切だと考えていて、これをみんなが考えられるようになれば、人にやさしい、幸せな世の中になるのではないかと思っています。
今日の勉強会では、「ちがいのちがい」を考え、その理由を共有するグループワークをやったのですが、今の世の中に存在するもやもやが設問としていくつも用意されていました。
ちがいがあって良い、または、ちがいはあってはならない(言い方がキツイので、無いほうが良いに途中で変わりました)のどちらかにグループで決めるというルール。
1つの設問について、メンバーそれぞれの考え方、その理由を他のメンバーに伝わるように伝えることの難しさ、条件によってはちがいがあって良いと認められる(条件付き)というルールを作るグループもあるなど、とても考えさせられる内容と体験で、参加して本当に良かったなと思っています。
なぜなら、このワークって設問の背景を読み取り共通認識を持った上で、よい/よくないを考えるということの必要性に気づかせてくれたから。そして、目的のためには許容されるルール変更もあり、という合意のもと、より良い状態になるための手段をみんなで考えるのってステキと思えたから。
普段の仕事でも、本質的なところをちゃんと考えず、惰性でやり過ごすことが多いよなーと感じているので、今日のワークのように考え話し合い、より良いものを目指すという仕事をしていきたいな、と仕事のことを考えてしまう休日でした。
あー、頭疲れたけど、めっちゃ楽しかった!
明日は、先週の田植え後にどれくらい雑草が生えたのか!?
チェックしに行く日です。
明日も良い一日でありますように。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。