街で集めるエモいエピソード
昼
街なか。
信号待ちで騒ぐ海外の方々。
でっかいリュックを背負った体格のよい男女合わせて6人くらい。
で、大声で喋っている。
楽しそうだけど、ちょっとうるさい。
ここ、人は多いけど、繁華街じゃなくてオフィス街なので。
お昼だし。
ちょうど信号待ちで海外集団の横に立ち止まる。
大きな声なので自然と英語が聞こえてくる。
中学生の時に英検4級を頑張った程度の英語力で聞き耳をたてる。と。
「今日さ、家帰ったら、グーグル翻訳を使って日本の料理を作ろうぜ!!」
「いいね!!それめっちゃいいやん!!」
「スシ!!テンプラ!!」
「おー!スシ!!テンプラ!!」
なんてことで盛り上がってました(笑)。
かわいい。
でも寿司のレシピなんてあるのかな?
と、ちょっと心配になりました。
夜
今度は繁華街の中にある小さなスーパー。
残業用の夜食を買い、サッカー台(袋詰めスペース)で、
買った品物をビニールに入れてた時、
これまた隣にいた4人の若い女子の
「今日、先輩は来ないみたいよ」
「えーまじー。なんでー?」
なんて会話が耳に入って来たので、
チラッと4人を見ると、
あきらかに大きなショックを受けている子が1人いました(笑)。
動揺して言葉に詰まりながら
「な、なんで???」とさっき誰かが聞いてた質問を繰り返し、
「お腹が痛いみたい」
との答えを聞いて、さらに
「な・・・・なんで・・・」
と、か細い声で現実を受け止められずにいました。
先輩にホの字ですな!
スタンドFMも聞いてね(笑)
↓いまだに名もないラジオでもお話しました!
●この記事を書いた人
ユーラギユウ。元・エモ律俳人。エモい句を詠むため、日々エモい話を集める。しかしエモさの境界線が分からなくなり「エモゐとは?」という永遠の問いの沼に落ちた人。